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ついつい「みんなやっている。」と主張してしまう理由とは。

「ぼっち」がそれほど気にならないJUNです。

むしろ、「いつも一緒」の方がきつい。

ただ、子どもたちと接していると、必要以上に「ぼっち」を気にしていることに気づきます。

先日、こんな記事を書きましたが、

人間は、どうしても「こっちとあっち」みたいに「カテゴライズ」してします。

それが、エスカレートすると「敵、味方」のような対立になることさえあります。

本日は、そんな話題。

よく聞かれる言い訳として「だって、みんなそうでしょ。」みたいなものってありますよね。

「教師」や「親御さん」からすれば、「みんなって誰だよ!」と切り返されると思うのですが、実は、「大人」も同じような過ちをおかします。

そんな「過ち」の心理をざっくりまとめましたので、ぜひとも、ご自身を振り返りながら読んでみてくださいね。

▼ついつい「みんなやっている。」と主張してしまう理由とは。

そもそも、なぜ、「みんな私と同じ考えでしょ?」と勘違いしてしまうのか。

この原因は、脳のショートカットが関係しているのです。

この記事でも話題としましたが、脳は「なるべくリソースを使わない」という節約モードで動いています。

だからこそ、認識のショートカットが働き、「思い込み」のような見当違いに行きついてしまうのです。

その「ショートカットエラー」の1つが、

「だって、みんなそうでしょ?」

という「思い込み」。

もっと言葉を付け加えるのなら、

「私が思っていることは、きっとみんなも同じように感じている。だって、それがフツーだから。」

ということになるのです。

しかし、この「フツー」がやっかい者。

極端な話、スピード違反で止められた運転手が、

「みんなこれくらいのスピードを出している!」

と主張するのは、このような思考も一部あるのかもしれません。

▼逆に「私だけ」と思いがちなこととは。

さて、「フツーでしょ。」から「私だけでしょ。」に話を転換していきましょう。

実は、この「私だけ」というのも「思い込み」の場合が多い。

そして、「私だけ」と思いがちなのは、

「自分が自分を優れていると思っていること」

に多いのです。

例えば、「仕事に対しての取り組み方」を聞かれたのであれば、

「私は、同僚たちよりも仕事に献身的にコミットしている。」

と、「思い込みがち」だということです。

そして、このような「思い込み」は、「あなた」と「他者」の間にもしかしたら大きな価値観の溝を作り出しているかもしれません。

スタンフォード大学の心理学者であるチップ・ハースさんによると、人間は、

「キャリアに対して『自分』は、内発的動機づけ(スキルの向上など)が大切だと思っているが、他者は、外発的動機づけ(報酬など)を重視しているだろうと思っている。」

ということを確かめました。
#だれもわかってくれない

もっと表現を崩して書き換えると、

「私は、仕事を人生のスキルアップとして考えているの。お客さんの笑顔は、最高の報酬だし。でもあなたはどう?どうせ、お金とか名誉とかのために働いているんでしょ。」

ということになるのです。
#口が悪い

このような「思い込み」が「フツー」に起きているのです。

そして、このような「思い込み」が痛手になることがある。それは、

「組織を率いていく上での引っ張り方。」

なのです!!

そう、

「チームのためを思って自分が考えた動機づけが、ことごとくすべる。」

なんてことが起きたのなら、このような「思い込み」の餌食になっていると考えてもよいでしょう。

もう一度、客観的に動機づけを見直し、「チームメンバーが求めているもの」を考え直してみることをおすすめします。

▼まとめ。

本記事では、「『思い込み』がチームを滅ぼす!」という内容をまとめました。

もちろん、自分自身にも問いかけております。

「学級」というのは、1つの「チーム」ですからね。

自分の「価値観ベース」ではなく、子どもたち一人ひとりの「価値観」をコミュニケーションを経てとらえていくことが必要不可欠。

「事実」こそ「思い込み」から脱却するカギなのです!!


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