【メンタル】「いざ!」というときにこそ大切な「一発逆転精神」とは。
臆病者のくせに、刺激を求めるタイプのJUNです。
基本的には、「静かな部屋でゆっくり読書」が理想なのですが、平穏が訪れると、ときに刺激を求めてしまうというジェットコースタータイプ。
本日は、そんな話。
「いや、どんな話?」と思われそうですが、ざっくりまとめると、
「人間は、ときに一発逆転をねらうことも大切だよ!」
ということです。
先日、こんな記事を書きました。
この記事の中で、
という内容に触れたのです。
これは、”弱者あるある”で、
という話。
#弱者あるある ?
もちろん、「人生をかけた大勝負」なんてものを対象にしているわけではありませんので悪しからず。
#この記事には荷が重すぎる
ただ、人生において「いざ!」というときは訪れるわけで、そのチャンスを目の前にしたときに、知っておくともしかしたら役に立つ情報かもしれませんので、読んでみてくださいね。
▼驚くほど簡単に変化する「メンタル」。
僕たちの「メンタル」というのは、そのときどきで驚くほど変化します。
そして、その「メンタル」によって目の前の「事実」に対する「受け止め方」が変わってきてしまうからおそろしい。
簡単に言うと、
ということ。
だからこそ、「決断」を迫られたときには、自分の「メンタル」を考慮にいれる必要があるわけです。
「そうは言っても、どれだけ変わりやすいの?」と思われる方もいらっしゃると思うので、ちらっと書いておきます。
なんと、
などなど。
こんな簡単なことによって、僕たちの「決断」は変化してしまうのです。
「ホラー映画」を使って行われた実験では、
ということが確認されました。
#事実はなぜ人の意見を変えられないのか
さらに、おもしろいのが、「ホラー映画」を見た被験者に、
「大丈夫。これは、ただの映画だと考えてください。」
と、「恐怖心」が消えるような見方で再評価を求めると、「リスクをおかすことに抵抗がなくなった。」というのです。
単純というかなんというか、僕たちはこれほど、そのときの「メンタル」の状態に「決断」が左右されてしまうのです。
▼「一発逆転精神」の大切さ。
マイケル・チャンと言えば、日本を代表するあのテニス選手のコーチとして有名ですよね。
そのチャンさんが、17歳の時の話。
当時世界ランク1位だったイワン・レンドルさんとの試合でのこと。
当時のチャンさんは、明らかに格下として認識されていました。というのも、1年前に対戦したときには、全く歯が立たなかったのです。
もちろん、この試合も最初の2セットは取られてしまいました。しかし、1年間の積み上げにより、何とか2セットを取り返すことに成功。
そのまま、運命の5セット目に突入したのです。
しかし、チャンさんの足は既に限界を超えていました。
まともなプレーが続けられないと感じたチャンさんの気持ちは折れかけていました。審判に試合続行が不可能なことを告げに行こうかと歩き出したとき、ある考えが浮かんだのです。
と「決断」したのです。
さらに、チャンさんの驚くべきことは、
と決め、「速くて強いサーブ」ではなく、
「子どもが打つような『アンダーサーブ』打った。」
というのです!!
その「アンダーサーブ」でポイントを「ゲット」したチャンさんは、ペースをつかんでリードを奪うと、相手のサーブ時には、「突拍子もない動きをして集中力を乱す作戦」をとったというから、驚きです。
結果、勝利を得たチャンさんは、全仏オープンを制覇することができたのです。
もちろん、「困ったら突拍子もないことをしろ」ということではありません。
しかし、僕たち人間は、
という残念な特性があります。
もちろん、進化の過程でメリットがあるからこその特性なのですが、「勝負事」のような「実力を発揮したいこと」に対して必要以上におそれおののくことは、最善策とは言えません。
そんなときこそ、「無難で終らないようにしよう」という「一発逆転精神」をもつことが、いつも通りの実力を出すことにつながるかもしれません。
ぜひとも、気持ちの持ち方として「ここまできたら楽しもう!」というような「メンタル」をもってチャンスを生かしてくださいね。
▼まとめ。
本記事では、「『いざ!』というときこそ枠からはみ出そう!」という内容を書きました。
やはり、チャンスを自分のものにしたいのであれば、「普通」で終わってはもったいない。
ときには、「一発逆転」をねらうことも良いかもしれません。
「サークル」に入って、環境を変えるという「一発逆転」もありますよ!