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「睡眠不足」の本当のおそろしさとは。

人生の目標を「長生き」にしているわりには、「睡眠」をあなどっているJUNです。

分かってはいるのです。

結局のところ、「幸せ」を獲得するためには、「健康」は必須であり、「健康」を手に入れるためには、「普段の生活」の安定が必要だということに。

本日は、「睡眠」の話題。

日本人の睡眠時間の短さは、世界でもトップクラス。その理由について取り上げることはしませんが、ざっくり触れるのであれば、「長時間=努力家」的な価値観が、睡眠時間を減らしている要因の1つでしょう。

「働き方改革」や「ワークライフバランス」なんて叫ばれるほど、昔から「時間をかけること」が「よし」とされてきたのでしょう。

もちろん、世界を変革するようなイノベーションを起こすには、「長時間の没頭」は必要不可欠なのですが、みんながみんな「長時間」を取り入れることはありません。

むしろ、「睡眠の短さが、あなたの足を引っ張るよ。」という内容をまとめましたので、ぜひとも、お子様と共に日頃の生活を振り返ってみてくださいね。

▼「睡眠不足」の本当のおそろしさとは。

きっと、あなたも説明されなくとも「睡眠不足が悪である」ことはご存じのはず。

「早寝、早起き、朝ご飯」というスローガンでもうたわれているくらい小学生にとっては、おなじみです。

では、「睡眠不足の何が問題なの?」ということですが、もろもろあるものの、あなたの人生においてかかわってくることは、

「気分が落ち込みがちになる。」

ということでしょう。

もちろん、「モテなくなる」というのも自分的には外せないのですが、本記事では、「ネガティブ」について取り上げます。

「睡眠不足」になると、ダメージを受けるのは言うまでもなく「脳」です。

もっと、踏み込んでいくと、「脳」の中にある「偏桃体」という部位の反応が高まるのです。

カルフォルニア大学バークレー校のマシュー・ウォーカーさんは、35時間不眠の学生たちの脳を調べた結果、

「ネガティブな刺激に対する偏桃体の反応が60%も高まった。」

ということを発見しました。
#残酷すぎる成功法則

「偏桃体の反応が高まることの何が問題なのか?」ということですが、ざっくり言うと、

「脳が『嫌なこと』に対して過剰反応するようになり、上機嫌でいるのが難しくなる。」

というのです。

きっと、あなたにも経験があると思うのですが、

「睡眠不足だと、普段気にならないレベルのことでいらいらする。」

ということが、あるでしょう。

逆に、「睡眠不足の他者に、ちくちく当たられた」なんてことがあったかもしれません。

このように、「睡眠不足」というのは、「健康を損なう」だけでなく、あなたの「魅力」を下げ、「人間関係」さえ破壊してしまうかもしれません。

ぜひとも、子どもさんには「早寝」の習慣がつくようにアドバイスしてあげてくださいね。

▼まとめ。

本記事では、「睡眠不足は、大切なものを奪っていく。」という内容をまとめました。

もうちょっと付け足すと、一度「睡眠不足」を経験してしまうと、「正常な脳の状態に戻るまでに割と時間がかかる。」ということが分かっています。

「土日に寝だめしよ!」とか、「睡眠不足だから、今日はいつもより長めに寝よう!」という軽はずみな行動では、戻ってこないのです。

そんな大切な睡眠ですが、ギネス記録では、11日間眠らなかったランディ・ガードナーさんが掲載されています。

ガードナーさんが、どのような状態だったのか気になる方は、このまま読み進めてください。

▼「サークル」のおさそい。

ついつい「睡眠時間」を削って書いてしまう、マニアックな情報を共有したい方。「新しい教育」について語り合いたい方は、こちらの「サークル」へぜひ、ご参加くださいませ。


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