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自分を好きになるために必要な「フォーカシング」とは

「不登校はチャンス!」と信じて「不登校の教科書」なるマニュアル本をリリースしました!!

どんな情報を詰め込もうかあれこれ考えたのですが、そんな過程の中である考えが生まれてきました。それが、

「不登校というのは、ほとんどの人が学校へ通っているからこそ問題視されるんだよなぁ。」

というもの。

もちろん、義務とか権利とかありますが、そんな大人の事情からいったん外れてみると、第一に優先されるのは「子どもが望むかどうか」ということですよね。

確かに、学校へ行くことで得られるメリットもあります。しかし、学校へ行くことで苦しい気持ちになる子どもが0ではない。

だとしたら、学校を選択的に使い倒しつつ、自分の生活スタイルをつくりあげたっていいじゃないかと思ったのです。

しかし、この選択はなかなか難しい。

その難しさに裏側に隠れているのが、同調圧力とか前例のない不安とかなのです。

そのような雑音が響きまくった結果、「不登校」という現実に押しつぶされて必要のないストレスにさらされてしまう。

そんな現実をたくさんの親御さんから聴いてきましたが、「なぜ、こんなに追い込まれた気持ちになるのか?」と単純に疑問に思ったのです。

そこで、様々な情報をインプットしていった結果、このストレスからフリーになる方法は、やはり「自己理解」しかないと結論づけました。

簡単に言うと、「自分という存在を認めつつ、他者評価から脱する」ということ。

簡単に言いましたが、これがなかなか難しい。大人でさえ人目を気にして心にダメージを負っているのですから。

しかし、この境地にたどり着くことで本当の自分。本当に満足できる自分の生き方が見つかるのは間違いありません。

本記事では、その考え方の境地にたどり着くための1つの手立て、「フォーカシング」という方法を紹介します。

ぜひとも、読んでみてくださいね。


▼自分の生き方に素直になれる「フォーカシング」という手立てとは

まず、「フォーカシングとは何ぞや?」という疑問にお答えします。

フォーカシングをざっくり説明すると、「自分の内面の声を聴くこと」でしょう。「なんだ!単純じゃないか!」と思いますよね。しかし、現代人において「自分の内面の声に素直になる」ということは、非常に難しいもの。むしろ、子どもより大人の方ができていないかもしれません。

例えば、仕事でバーンアウト(燃え尽き症候群)になる方は、後を絶ちません。その理由は複数あって、

・自分の実力が信じられなくなった。
・自分の仕事の価値が分からない。
・自分がやりたいことなのか分からない。

というように様々な理由で職場から去っていくのです。

実は、このような気持ちになること自体、フォーカシングに失敗している可能性があります。

「自分の仕事の価値を見失う」ということは、営業職でいえば「お客さんに売っているものを本当に価値があるものと思っていない」なんて状況が考えられます。

このような状態はかなり辛い。

「ぜひ買ってください!(それほどよいものではないけれど)。」

みたいな売り方には心が疲れます。

しかし、人によってはこのような状態をスルーして仕事を続ける選択肢を選ぶ人もいる。

ここに「フォーカシング」の失敗は潜んでいます。

心の声は、「この商品にそんな価値はないよ。もっと改善が必要だよ…」と心の声は警告を送っている。しかし、お客さんに接客する本体は「素晴らしい商品なんですよ!」と言ってしまう。

これは、「自分の心の声を無視している」という状態なのです。

このような「気持ちとは裏腹な態度をとる」なんてことは、日常生活にありふれていませんか?

だからこそ、僕たちの心は消耗しているのです。ある意味、「自分の心に正直に生きるなんて社会人じゃない」的な考え方により、本当の気持ちを抑えている方も多いのではないでしょうか。

むしろ、そんな状況が当たり前すぎて、自分の心の声にさえ気づくことができていないかもしれない。

そんな可能性もふまえ、フォーカシングタイプを3つに分けてみましたので、次章にまとめますね。

▼フォーカシング【激ヤバ】タイプ

早速、あなたのフォーカシングレベルを考えながら読んでみてください。

まずは、全くフォーカシングができていない激ヤバレベルから。この激ヤバレベルは2種類あります。それが、

・見て見ぬふりタイプ
・感情一致タイプ

の2種類でございます。

「見て見ぬふりタイプ」はその名の通り、「自分の心の声をスルーしている状態」のこと。敢えて気づかないふりをしているため、自分自身が本当に求めていることが分からなくなっているかもしれません。

激ヤバタイプの2つ目「感情一致タイプ」は、「自分の内面の声を聴く」というよりは、その時に起きた感情で動くタイプのこと。

「悲しい」と思ったら「なぜ、悲しいのか?」と心の声を聴く前に「泣き叫ぶ」という行動をとる。「怒り」を感じたら「なぜ、怒っているのか?」と心の声を聴く前に「激怒する」という行動をとる。

ある意味素直な人とも言えますが、湧き上がった感情のまま行動していては、その場しのぎになってしまい、自分自身の心の声に耳を傾けることはできないかもしれません。

▼フォーカシング【気づいている】タイプ

レベル2の段階は、「心の声には気づいているんだけれど…」というもの。

自分磨きに一生懸命ながんばり屋さんタイプに多いかもしれません。

どのような状況かと言うと、

「ダメだダメだ。自分は〇〇でいないいといけないんだから、ここで頑張らないと…」

といった感じで、「自分の心の声を聴きつつ、でも〇〇しないと」というように理想の自分になるため必要以上に自分を押し殺してしまう状態のことを言います。

目標に対する意識が高かったり、自分に対して厳しかったりすることが逆に自分の実力を発揮できる環境を壊しているかもしれません。

▼フォーカシング【理想的】タイプ

理想的タイプは、「フォーカシング」が適度に機能している状態を言います。

参考文献とさせていただいた「#孤独の達人」には、「脱同一化+つながり」といった表現で紹介されています。

僕なりにかみくだくと、

「周囲や自分の期待から距離を置き、『今』の自分の目線に立って心の声を聴いてあげる」

といったことができる人のことを言います。

他者評価を気にすることなく、理想の自分像に揺さぶられることもなく、「今の自分はどのような気持ちで何を望んでいるのか」をただただ聴いてあげる。

この時に、自分との心の距離間をとり、第三者の相談にのっている感じで接するとほどよく客観的に自分を捉えられるでしょう。

自分の本当の気持ちに気づくことで、心のもやもやを自覚し、必要であれば解消する方向へ舵を切ることができる。

そんな”つながり”を自分自身と築いていくことが、「自分を理解する」ことであり、幸福な人生を手に入れるために進むべき道を見いだすことにつながるのです。

▼まとめ

本記事では、「人生の幸福度は自分自身の心の声を聴いてあげることから始まる」という内容をまとめました。

暇な時間が最高の贅沢となった現代において、自分と向き合うなんて時間は贅沢中の贅沢であり、ほとんどの人が意識しないと取ることができません。

このような隙間時間のない生活スタイルは、便利で快適な世界に反して、心の不調を広げています。

ぜひとも、意識的に自分の声に耳を傾けつつ、まずは自分自信を理解してあげてくださいね。



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