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「集中」と「拡散」で、勉強効率を上げる方法

「マルチタスク」、いわゆる同時進行でいろんなことに手を出すのは、はかどっているように見えて効率が悪いと言われます。

その理由は、脳の仕組みにあり!

僕たちの脳は、もともとマルチタスクに対応していないのですよね。

ある実験で、画面に映った「垂直で青い棒」を見つけるという課題に取り組んだおさるさん。脳派を調べて分かったことは、

「『垂直か平行か?』という判断と『青か赤か?』という判断は、同時ではなく別々に行われてる。」

ということ。そして、

「『垂直・平行判断』と『青・赤判断』をする度に、『思考の切り替え』が起こっている。」

ということが分かりました。
#シンプルで合理的な人生設計

僕たちは異なるタスクに取り組もうとすると、いちいち、思考のスイッチを切り変えないといけないのです。そして、この「切り替え」が僕たちの「意志力(認知資源)」を消費することにつながります。

あのスティーブ・ジョブズさんが、いつも同じ服装をしているのは、なるべく判断力を消費しないようにしていたなんて有名な話。たしか、オバマ元大統領も、スーツやネクタイを選ばないように最初から決めていたような。

このように、「考えること」に集中したければ、なるべく思考のスイッチを切り変えない方がよいのです。

▼意志力を消費しない環境設定

さて、ここからは勉強法の話にいきましょう。

何かしら目的に向かって取り組むには、まず「変えられるもの」を徹底的に変えていく必要があります。

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