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孤独な人が後半戦に伸びてくる理由

「私はそんなに頭がいいわけではない。問題により長く取り組むだけだ。」

と主張したのは、孤独の天才、アインシュタインさん。

彼に「頭がいいわけではない」なんて言われてしまうと、僕っていったい…という気持ちになりますが、ここは切り替えていきましょう。

実は、この言葉に孤独な人、いわゆる内向的パーソナリティをもっている人の人生戦略が示されています。

本記事では、孤独の力を存分に発揮して活躍するための方法を紹介します。

ぜひとも、このまま読んでくださいね。

▼孤独な人が後半戦に強い理由

ずっと主張し続けてきましたが大切なのでもう一度言わせていただけると、僕たちが自分の力を120%発揮できるかどうかは「どのような環境に身を置くか」という選択で決まります。

だからこそ、子どもの頃から「自己理解」を常にアップデートし続け、「自分は〇〇なところがあるからこの職場がベスト!」みたいな感じで選択をしぼっていくことで明らかな失敗を生むことはないのです。

そんな失敗事例が僕。明らかに孤独を好む性格なのにもかかわらず、子ども、保護者、地域の人、さらに外向的モンスターのような同僚が集まる「学校」という職場を選んでしまったのですから。

しかし、安心してください。
#だれが

内向型とか外向型とかそんな乱暴なカテゴリは、装うことによってクリアできる部分もある。

僕のような孤独の人ですら、保護者の方に「先生って陽キャですよね~」なんて言われるくらい完璧に装えているのですから。ただ、慣れないキャラを装った後のダメージは計り知れません。
#だいたい職員室でポンコツになる

話は逸れましたが、孤独を好む人が力を発揮できる理由に戻りましょう。こんなおもしろい実験を紹介します。

心理学者が50人の実験参加者に難しいジグソーパズルに挑戦してもらいました。また、複雑な迷路の課題に挑戦してもらった事例もあります。

ここから分かった興味深いことに、

「外向型は比較的スタートダッシュがよく、最初の方が内向型を上回るが、最終的に内向型の方が高得点になる。」

という結果になったのです。

加えて、諦める確率は、勢いよくスタートダッシュした外向型の方が圧倒的に多いことも分かっています。

ちなみに、内向型がスタートダッシュができない理由としては、課題への戦略から分かります。どうやら内向型の人は、課題に対して実際に手を動かすというよりは時間をかけて考えるという特徴があるみたい。

じっくりと考えて、ある程度自分の中で見通しをもてたら、実際に行動するといった特徴があるのです。

そして何と言っても「粘り強さ」こそ内向型の真骨頂。

この粘り強さというスキルは、アダム・グラント教授が行ったコールセンターの従業員を対象にした実験でも証明されています。

その実験では、

「外向型の人はお客さんに対してとても流ちょうに話すことができるが、途中で目的を見失いがち。しかし、内向型の人は会話に勢いはないがとにかく粘る。」

この実験からも分かるように、孤独の達人は、「目的に焦点化してじっくりと進めるスキル」に長けている可能性が高いのです。

▼まとめ

本記事では、「孤独な人は後半伸びてくるよ!」という内容をまとめました。

誰しも自分の得意分野、自分の得意な戦略、自分のスキルが発揮できる環境などなど、自分なりのホームがあるのです!

そのホームを見つける手立てを先生や親御さんは、子どもさんに対して行ってあげることが必要不可欠です。

もちろん、早い方がよいとか、もう遅すぎるということはありません。

子どもさんが、自分を丸ごと受け止めて人生を充実させるためにサポートしてあげてくださいね。


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