科学的に正しい「友達」のつくり方
教師として、そして親として子どもたちに知っておいてほしい!という情報をnoteにこつこつ書き出めてきました。
趣味の読書の延長線上にnoteがあるのですが、読書を続けていると、「あっ、これってこの前読んだな!」みたいな”つながり”に気づきます。
例えば、「子どもに影響を当てるのは育て方よりも友達関係」というのは、もはや議論する余地もないでしょう。
ということは、友達関係の充実をサポートしてあげたいところですが、実際どうサポートするのか難しいところ。
手を動かせないのであれば、知識だけでもということでこんな記事や、
こんな記事を書きました。
ちなみに、僕の不登校経験と教師として不登校の子どもさんに関わった経験から得た気づきをこめた「#不登校の教科書」を出版しました。
ぜひぜひ、手にとってくださいね。
ということで、今回も友達づくりに特化した記事。
友達づくりについてもたくさんの情報があるのですが、しぼりにしぼって2つになったよ!という内容でございます。
根性論ではなく、科学的に正しいとされているものですから、意識することで友達ができること間違いなしです!
▼科学的に正しい友達のつくりかた
早速結論から。気になる友達づくりの方法とは、
この2つで何とかなります!!
#残酷すぎる人間法則
では、その理由をさくっと書いていきますね。
①とにかく時間をかける
この世で最も大切なものは命です。
そして、命と同じくらい大切なものは「時間」ですよね。
どれだけお金持ちでも、権力や地位が高くても「時間よ戻れ!」という願いは絶対に叶いません。
ということは、時間を浪費するということは命を削っていると同義。大げさではありません。
だからこそ、友達をつくるためにも命の時間を使う必要があるのです。
ちなみに「単純接触効果」という言葉は聞いたことがあるでしょうか。一度目よりも二度目の方が、二度目よりも三度目の方が好感をもたれるということ。
最初はそれほど気にならなかった映画でも、友達が見た、その友達も見た、そして会社の同僚も見た、みたいに何度も接触するとだんだんと気になってきて「じゃあ見に行こうかな」となるのも、この単純接触効果が働いているのです。
だからこそ、どうしても友達になりたいとか、仲を深めたいと思うのであれば、わざわざその人と一緒にいる時間をつくることが大切なのです。
学校を思い浮かべてみると納得いただけるでしょう。
例えば、小学校の時は、クラス替えがある度にそのクラスで友達になる確率が高かったでしょう。もっというと、最初の席順ってかなり友達関係に影響することが分かっています。
たまたま近くに座っていた子と友達になるなんてのは”あるある”。
しかし、中学校になって部活が始まると、友達関係が部活中心になることってありますよね。これは、共有する時間量の違いなのです。
カンサス大学のコミュニケーション論教授、ジェフリー・ホールさんの調査によると、軽い友情なら60時間。本格的な友人なら100時間。親友であれば200時間以上かかるということ。
どうしても仲良くなりたいのなら、相手との時間の共有が最強なのです。
②弱みを見せる
これも、なかなかできそうでできない人も多いのではないでしょうか。
仲良くなりたいからこそ、「めんどくさい人」と思われたくない。だから、強がってしまうなんて人もいるでしょう。
しかし、人間は「弱みを見せてくれているということは、こちらを信頼してくれているんだな」と解釈する生き物。
心を許していない人にこそ、弱みは見せたくないですよね。
だからこそ、仲良くなりたい人の前では、ちゃんとしないといけないと強がるよりも、悩みを相談したり失敗したことを笑い合ったりすることが大切なのです。
もちろん、相手が弱みを見せてくれたのならちゃんと受け止めてあげましょう。
▼まとめ
本記事では、「科学的に正しい友達のつくりかた!」を紹介させていただきました。
細かいことを言えば、「共通点を見つける」とか「協働作業をする」とか諸々あるのですが、それはまたの機会とします。
ぜひとも、子どもさんに教えてあげてくださいね。