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ドイツの朝・昼・晩ごはんってどんな感じ? 伝統的な食文化と定番メニュー
こんにちは!はねうさぎです。
「ドイツの食事って何を食べるの?」と聞かれると、多くの人が「ソーセージ」「パン」に「ビール」?!と想像するかもしれません。
しかし、実際にはどんな食文化があるのでしょうか?
朝食から夕食まで、ドイツの定番メニューや食習慣を詳しく紹介します!
旅行や移住を考えている人はもちろん、日本とドイツの食文化の違いに興味がある方にもおすすめの内容です。
ドイツの朝ごはん(Frühstück):パンとハム・チーズが主役
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ドイツの朝食は「パンとコーヒー」が基本です。
当然ですが、日本のようなご飯と味噌汁のセットではなく、焼きたてのパン(Brötchen)にハムやチーズ、バターやジャムをつけて食べるのが一般的です。
さらに、シリアル系の朝食も人気があります。
ドイツの主な朝食メニュー
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パン(Brot)とロールパン(Brötchen)
ドイツ人の食卓に欠かせないのがパン。茶色くずっしりとしたライ麦パンやおなじみのプレッツェルも人気。バターやジャムを塗ったり、ハムやチーズと一緒に食べたりします。卵(Eier)
ゆで卵(特に半熟)が定番で卵専用のエッグカップ(Eierbecher)に乗せていただきます。スクランブルエッグを食べる家庭もあります。チーズ(Käse)とハム(Wurst und Schinken)
ドイツには多種多様なチーズやハム・サラミ・ソーセージがあり、朝食の定番です。ジャムやハチミツ(Marmelade und Honig)
ローズヒップジャムやハチミツなど、ドイツならではの味も。
私のドイツ人の義理母も、サワーチェリー、いちご、ラズベリーなどのジャムを手作りしています。ミューズリー(Müsli)
オートミールやナッツ、ドライフルーツが入ったシリアルで、牛乳やヨーグルトと一緒に食べます。ヨーグルト(Joghurt)
フルーツ入りやプレーンタイプが人気で、果物やミューズリーと合わせて食べることも。コーヒー&紅茶(Kaffee und Tee)
コーヒー文化が根強く、北ドイツでは紅茶も人気。フルーツジュース(Fruchtsäfte)
特にオレンジジュース(Orangensaft)は朝食に定番の飲み物で、リンゴジュースやベリー系のジュースも好まれます。
ドイツの朝食の特徴
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ドイツの朝ごはんは「全てをテーブルに並べるスタイル」が基本です。
各家庭でさまざまな食材を並べ、好きなものを自由に選んで食べるのが特徴です。
手軽に済ませる人はパンとコーヒーのみ、一方でしっかり食べる人はヨーグルトやミューズリーを加えるなど、ライフスタイルによって異なります。
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ちなみに、私の朝食は、プレーンヨーグルトにアカシアのはちみつにミューズリー入り、フルーツ(バナナ、ざくろ、パイナップル、オレンジ、ブルーベリーなどを日によって2~3種類)とコーヒーです。
はねうさ夫は甘いソースの入ったヨーグルトに、上記のフルーツ、目玉焼き、ワッフル、オレンジジュースとコーヒー。
大体毎日同じものを食べていて、たまにはねうさ夫が朝早くパン屋さんにクロワッサンを買いに行きます。我が家はロールパンやチーズとハムは朝食に食べません。
義理両親の家の朝食は様々で、たまにケーキだけが出てくることがあり、ドイツに来て初めて甘い朝食を目の当たりにした時にはビックリしました。
でも、甘い朝食とコーヒーって合うんですよねえ♪
ドイツの朝食のバリエーション:地域ごとの特徴
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朝食にも地域ごとの特徴があります。
バイエルン地方(Bayern)
白ソーセージ(Weißwurst) が登場するのはバイエルンならでは。
プレッツェルと甘いマスタードを添え、朝からビールを飲むことも!北ドイツ(Norddeutschland)
魚介を使った朝食もあり、酢漬けニシンやスモークサーモンが登場。西ドイツ(Westdeutschland)
フランスやベルギーなどの影響を受けており、クロワッサンや甘いペストリー、ワッフルも人気。
ドイツのランチ(Mittagessen):一日のメインディッシュ!
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ドイツではランチが一番しっかりした食事とされており、特に平日は温かい料理を食べることが多く、肉料理が中心です。
近年は、ドイツ料理以外も人気です。
ドイツの定番ランチメニュー
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シュニッツェル(Schnitzel)
薄く叩いた豚肉や鶏肉をパン粉で揚げたカツレツ。ブラートヴルストとザウアークラウト(Bratwurst mit Sauerkraut)
焼いたソーセージにザワークラウトを添えた一皿。ポテトサラダの時もある。アイントプフ(Eintopf)
野菜や肉を煮込んだシチューのような料理で、寒い季節に人気。ドネルケバブ(Döner Kebab)
トルコ移民がもたらした人気のファストフードで今や「ドイツの国民食」。ポテトサラダ(Kartoffelsalat)
マヨネーズ派とビネガー派に分かれる、ドイツの定番サイドメニュー。
ドイツのポテトサラダ論争?!に関してはブログに詳細を書いているので興味のある方は読んでみてください。
ランチ後にはカフェでケーキ&コーヒーを楽しむ「カフェ文化」も根付いています。
ドイツの夕食(Abendessen):軽めの食事が主流?
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ドイツの夕食は、冷たい食事の「カルテスエッセン(Kaltes Essen)」が主流。
パンとハム、チーズ、ピクルスなどを並べて好みの組み合わせでいただくだけのシンプルなスタイルです。
これは「温かい料理は昼食でしっかり食べる」という考え方に基づいていると言います。
とは言え、日本生まれ日本育ちの私には、毎晩冷たい食事はかなりキツく、鬱になってしまうと思うので、我が家は暖かくボリュームのある食事にしています。毎食温かい食事を食べようよ….(苦笑)
はねうさ夫が子供の頃は、毎週日曜日の夕食は、カルテスエッセンの代表格「Brotzeit」だったそうです。毎週かあ….
ドイツの定番夕食メニュー
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アーベントブロート/またはブロートツアイト(Abendbrot/ Brotzeit)
パンにチーズやハム、バターをのせて食べる軽食スタイル。
Brotzeitを「サンドイッチ」と言うと「サンドイッチとは違う!」と怒りをあらわにするドイツ人夫…ソーセージの盛り合わせ(Wurstplatte)
ビールと一緒に楽しむ定番メニュー。スープ(Suppe)
冬場は温かいスープが夕食に加わることも。当然パン付きです。フラムクーヘン(Flammkuchen)
フランス・アルザス地方発祥の薄焼きピザのような料理。サラダ(Salat)
近年はベジタリアンも多く、巨大サイズのサラダが一般的な家庭も。
もちろん、冬場や特別な日には温かいスープやグヤーシュなどの煮込み料理を食べる家庭もあります。
ドイツ人の夕食の習慣
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ドイツでは、家庭での夕食はあくまで軽く済ませる事が多く、温かい食事はランチに重点が置かれます。
とは言え、レストランではしっかりしたディナーを楽しむこともあり、夕食のスタイルは家庭や状況によって異なります。
ドイツの代表的な料理
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ドイツはソーセージとビールだけではありません!
ドイツ料理は文化的・歴史的背景から、準備に時間を要する煮込み料理やザウアーブラーテンなどもあり、シンプルでボリュームたっぷり。
地域ごとの名物も豊富です。
ザウアーブラーテン(Sauerbraten)
マリネした牛肉をじっくり煮込んだ料理。ヴルスト(Wurst)
ソーセージは数百種類あり、ブラートヴルスト(焼きソーセージ)やカリーヴルストが有名。マウルタッシェン(Maultaschen)
シュヴァーベン地方のダンプリング料理で、バーデン=ヴュルテンベルク州の文化遺産に認定されています。シュペッツレ(Spätzle)
チーズやベーコンと一緒に食べる南ドイツのパスタ。ポテト料理(Kartoffelgerichte)
マッシュポテト、ポテトフライ、ジャガイモ団子などバリエーション豊富。シーフード(Fischgerichte)
特に北ドイツでは、ニシンやサーモンなど魚料理も人気。
また、厳格なカトリックの家庭や地域のレストランでは、金曜日はお魚を食べる習慣があります。
✅ドイツの食べ物に関しては、「ドイツで食べたいドイツ料理10選!有名・定番・ご当地・季節限定グルメをご紹介」もぜひチェックしてみてください❤
まとめ:ドイツの食文化を体験してみよう!
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ドイツの食事スタイルは、在独邦人としては色々と思うところはありますが、シンプルで実用的と言えるかもしれません。
それでも、東西南北それぞれ地域によって特色があるのはドイツらしいです。
ポイントまとめ:
✔ 朝はパンとコーヒーが基本で種類やバリエーションが豊富!
✔ ランチは一番しっかり食べる時間で、肉料理が多く温かい食事。
✔ 夕食は意外と軽めで、簡単なパンやチーズが主役の「カルテスエッセン」
✔ 地域によって食文化が異なる。
私が初めてドイツを旅行で訪れた時に、ユースホステルに泊まったのですが、無料の朝食の種類が多くて(パンの種類、チーズの種類、ハムの種類など)とても驚き、おいしい朝食が食べたいばかりに、毎日早起きしたのを思い出します。
それとは逆に、はねうさ夫の高校からの友人は、私が毎晩夕食に温かい食事を数品「も」作ることにとても驚いていて、日本とドイツの食生活・文化の違いをひしひしと感じます。
旅行や移住でドイツに行く際は、ぜひ現地の食文化を体験してみてくださいね✨
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