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リコーダーの練習

 夜洗濯物を干していたら、上の階、あるいはもう一つ上の階からリコーダーを吹く音が聞こえてきた。
 「カッコー」と「なべなべそこぬけ(正式なタイトルが分からない)」の曲を吹いていた。
 このアパートには現在の自分のような一人暮らしの単身者だけではなく、親子連れの世帯も住んでいるようなので、たぶんそこの子どもが練習しているのかもしれない。なかなか上手だった。
 隣室や上の階の物音は、ときに多かれ少なかれ不快に感じる(あるいは不快に感じさせてしまう)こともあると思う。しかし寛容な心を持ち続けていれば、そのような物音でもほっこり癒される時があるのかもしれないと思った。

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