共同親権制度を求める街宣活動をさらに、より効率的にやる方法 市議会(区議会)議員補欠選挙を利用する方法
上記の内容をさらに効率的にやる方法です。
選挙には、全議席を入れ替える選挙と補欠選挙があります。補欠選挙は、議員が任期中に辞職したり、死亡により定員が割れている状況のときに、市長選挙や区長選挙などの首長選挙が行われるときなどに同時に欠員を補充するための選挙が行われます。
この補欠選挙の場合は、立候補者がとても少なくなります。当たり前ですよね。たとえば、大田区議会議員選挙は定数が50人なので、本選挙では70人など多くの候補者が乱立します。
しかしながら、仮に1議席のみの補欠選挙があった場合は、本選挙では10人以上の候補者を立てる自民党でも1議席だけなら1人しか立候補させません。ほかの公党も同様でしょうし、自公の間では、仮に1議席の補欠選挙なら自民党か公明党のどちらかが1人を出して、もう一方は支援に回るということもあります。これは、日本共産党と立憲民主党も同じことをするでしょう。本選挙では独自候補を擁立しても補欠選挙では友好関係にある他党と相乗りするため候補者数は減ります。
補欠選挙での供託金没収ラインについて
補欠選挙での供託金没収ラインについての計算式は、実は、本選挙と同じになります。
大田区議会議員選挙の補欠選挙の例で言えば、仮に補欠選挙が1議席だとしても
有効得票総数÷50(定数)÷10
という計算式のままで、実際に投票した有効得票総数により変わりますが、約500票前後です。
一般的に補欠選挙では本選挙に比べて投票率が低くなりますので本選挙が例えば投票率50%だけど、補欠選挙は30%とか40%とかと下がることが普通です。
しかしながら立候補者数自体がかなり減るので本選挙に比べて、より供託金没収ラインをクリアしやすくなります。
大田区議会議員選挙の補欠選挙は平成17年以降で記録がないので、同じ大田区の都議会議員補欠選挙の例を出してみようと思います。
都議会議員補欠選挙(大田区)の場合
平成28年7月31日執行 東京都知事選挙・東京都議会議員補欠選挙
平成28年の場合は、供託金没収ラインは
313725÷8(定数)÷10=3921.56
なので、3922票以上で供託金没収ラインをクリアできます。
3人しか立候補していませんでしたが、ここにもうひとり立候補した場合、選挙掲示場のポスターが4枚しかありません。
そこに「共同親権制度」を求めるポスターが貼られることを考えてください。非常に目立つと思いませんか?本選挙よりも立候補者が少ないのでそのなかで「共同親権制度」を大きく書いたポスターを張り出せるのは周知活動としてはとても効果的です。
令和2年7月5日執行 東京都知事選挙・東京都議会議員補欠選挙
令和2年の場合は、供託金没収ラインは
322673÷8(定数)÷10=4033.41
なので、4034票以上で供託金没収ラインをクリアできます。
6人立候補でしたが、ここにもうひとり立候補した場合、選挙掲示場のポスターが7枚しかありません。
そこに「共同親権制度」を求めるポスターが貼られることを考えてください。非常に目立つと思いませんか?本選挙よりも立候補者が少ないのでそのなかで「共同親権制度」を大きく書いたポスターを張り出せるのは周知活動としてはとても効果的です。
関東圏での今後の補欠選挙
関東圏で予定されている今後の補欠選挙を列挙してみます。
2021/01/24
川越市議会議員補欠選挙
埼玉県
2021/01/31
千代田区議会議員補欠選挙
東京都
2021/02/07
越生町議会議員補欠選挙
埼玉県
2021/04/04
小平市議会議員補欠選挙
東京都
2021/04/11
筑西市議会議員補欠選挙
茨城県
2021/04/18
秩父市議会議員補欠選挙
埼玉県
2021/04/18
日野市議会議員補欠選挙
東京都
上記の選挙予定の情報は、選挙ドットコムで探した内容になります。