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タロット観想法[2023年11月19日]

タロット観想法とは?

「タロット観想法」という瞑想方法があります。
大アルカナをシャッフルして一枚引き、カードをぼーっと長め、感じたこと、思いついたことをつらつらと書き留めるというものです。

タロットカードの自分なりの解釈が深まるのはもちろん、潜在意識の掘り起こしや発想力やチャネリング力の強化につながるような気がしますよね笑。

ま、過度な期待はせずに、瞑想やトレーニングの一環としてやってみて損はないでしょう。

本日、引いたカードはこれ。


「8 力」。好きなカードですね!
現在、日本で一番流通しているウェイト=スミス版のタロットカードでは「力」は8ですが、それ以前のタロット、例えばマルセイユ版などでは「力」は11で、「正義」が8だったのです。

「力」と「正義」の入れ替え事件?

なぜ順番が入れ違ってしまったかというと、ウェイト=スミス版はカバラにおいて重要な象徴であるセフィロト(生命の樹)とタロットカードを対応させようとしたからです。


普通に当てはめていくと、「力(ライオンと少女)」はセフィロトのてんびん座に対応する位置に、「正義(善悪を判断する女神)」は「しし座」に対応する位置に来てしまいます。

これは8と11を入れ替えるとうまくいくぞ!
と思いついた作者のウェイトが「力」と「正義」を逆にしてしまったのです。

「力」の観想

…とまあ、「力」のカードにまつわる事柄は横に置いておいて、観想に入ります。
この観想法は、知識はゼロの状態で行うのが理想なのです。
ただぼんやり見ることが重要。
「正義」との順番の入れ替えなど、考えないほうがよいのです。本当は…。
では…。

少女とライオン。
このふたり(?)の日常生活は、一体どんなものなのか。
ライオンの餌は、一体どうしているのだろう?

いや、そんなことは考える必要はない。
なぜなら、このライオンは、彼女の内面の力を表しているのだから。

野生の力に振り回されることなく、少女はうまく手懐け、必要なときに力を発揮できるのだろう。

どうも内なる力を持て余し、自分の中のライオンに支配されている人が多いように感じる。
私はどうなのだろう?

私には、内なるライオンはいない。
いや、いる。地下奥深くの薄暗い洞窟の檻の中だ。
餌を与えているのは…あの白いワンピースの少女だ。

餌の時間になると、大きなトレーを持ってライオンのいる檻まで運んでくる。
大きなトレーには、大きな肉塊が載った皿がふたつ並んでいる。

餌を置くための小さな扉を開け、肉塊の載った皿をひとつ地面に置く。
おもむろに近づくライオン。
ガツガツと首を上下に振り、野生の趣きで肉塊に食らいつく。
その頭を華奢な手で優しくなでる少女。

私の地下に隠れたライオンは、この少女が守ってくれていたのか。
この少女がこの場を去ってしまったら、一体ライオンはどうなってしまうのだろう…??


女の子喰われるがな笑

私の内なるライオンは、「力」の少女が飼育してくれているのかもしれないですね!
これは今後の鑑定にも影響してくるのだろうか…?

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