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ライアー×ライアーの感想

 映画を見ていた当時は感想をアップする場がなかったので、円盤が発売されたこのタイミングで感想をつらつらと述べます。
 改めて、ライアーライアーを映画館でみた以来にみた。松村北斗にまさに「おちた」作品なので、たった半年前なのに、懐かしい気持ちになった。

今でも忘れられない、あの感覚。

W主演の一人である松村北斗の演技をスクリーンで見て、どんどんと惹き込まれていく感覚。見終わる頃にはもう虜。
※このことは下記の記事にて綴ってます。

1.映画本編の感想

 映画をみるのわりと好きで色々なジャンルの映画を見るんだけど、ミュージカルじゃないコメディー映画ってすごく難しいジャンルだとおもってて。ちょっとした塩梅で、少し冷めた目線になってしまったり。コメディー感が刺さらない人にとっては所謂「つまらない」作品になってしまったり。
 ライアーライアーはコメディーに振り切りすぎないほどよいおもしろさがあるとおもってる。それは演者の方々の繊細な演技によって散りばめられていて、その面白さがコメディーとして成り立っているのかなあ、と。フレッシュな面々だけど、本当に演技が素晴らしい方々なんだなと思った。

 透くんの真顔なのにどこか可愛くて、クールなのにどこか温かくて、面白いキャラクター性がすごく好き。愛が重たい男が個人的にはめちゃくちゃ好きなので、携帯買ってあげちゃうところも、何時間も待っちゃうところも、合鍵を突然渡しちゃうところも好き。

透くん個人として、一番好きなのは合コンシーンでギャルに囲まれて魂抜けてるときの顔(笑)

 湊はコロコロと表情が変化し、うそをついて騙しているはずなのに、どこか憎めない愛らしいキャラクター(多分これは演者が森七菜ちゃんだから)。とにかく本当にかわいい。ギャル姿も最初は驚いたけど段々と可愛くなっていくのも良い!私服のときが一番かわいい。

 全編を通して、好きなシーンは透くんが綺麗な涙を流す別れのシーンではあるのだけれど、二人が楽しそうにデートをするシーンも心温まるし、玄関先で透くんが外にいる湊を意識して崩れ落ちる→スンと立ち上がるシーンも面白くて大好き。真顔なのがまた味。    

 魅力的なキャラクターが沢山いるが私は堀田真由さん演じる真樹ちゃんがだいすき!美しくて、友達思いで、ファッションがいつもかわいい。
伝わるかわからないけど、松村北斗の顔の筋肉の動かし方で変わる繊細な演技がすき。

2.メイキングをみて

 メイキングあまりにも豪華。あんなに撮り貯めてくれてたことも、細かな編集も、主演ふたり初めキャスト面々の「良い」部分をピックアップしてそれを出してくれるところも、なにもかもスタッフの「愛」。ほんとスタッフとキャストの信頼関係があったんだね。すごく楽しいメイキング。
松村北斗さん、さいごの結婚式ドキュメンタリーはあそびって言ってたけど、あれこそ松村北斗のすべてだよな。面白くて楽しいことが好きで遊ぶけど、その遊びかたも大好きなお芝居で。ほんと松村北斗らしくて好き。
 メイキングを見たのと、久々にパンフレットを読み直したのと、松村北斗の雑誌のインタビューを総合して、感じたのは、「この作品に松村北斗が携われて良かった」ということ(これが結論)。ライアーライアーでの松村北斗の素晴らしい演技は、いろんな化学反応によってうまれたのかな、という話が次章。

3.化学反応の話

 松村北斗はぶっちゃけ、めちゃくちゃ愉快な人間だと思ってる。人見知り故にクールで無口に見られがちなのだろうが、一旦紐解けばそんなものはなく、とにかく面白いことが好きなのかな。松村から森七菜ちゃんに話しかけて、森七菜ちゃんのあのピュアでエネルギッシュさで二人は打ち解けて、お互いの壁は取り除けて、楽しくて面白いことが好きな二人は息があったんだろうな〜〜その息のあいかたが透と湊の演技にも現れて、違和感なく、ラブコメを見られたような気がする。二人の化学反応は大成功だと思うし、それだけじゃなく、松村北斗の芝居にたいする真摯な姿勢がスタッフの士気をあげていたことも素晴らしいな…って。取りこぼさないようにしよう!と松村が見せたことないような表情を見事に撮ってくれるスタッフの方々には感謝しかないし、そうやって双方によい影響を与えてるのも良いところだなとおもった。それはクランクアップするときの森七菜ちゃんの言葉でも感じたな、、森七菜ちゃんも座長として彼女らしいムードメーカー的な存在で場を和ませていたんだろうな、、それなのにスタッフの方々の努力を背負って、多くの人に届けられるよう宣伝がんばる、ってほんとにかっこいい、頼もしい人だとおもった。座長ふたり、それぞれの立場、それぞれのやり方でこの作品を背負ってたんだなとおもうとエモすぎて泣けてしまった。(急に語彙力ないオタク)

4.さいごに

 もともと松村北斗さんは知ってたけどなぜかこれは映画館見に行ってみよ〜とおもったのだよな。ラブコメをやってくれてありがとう、、、プロデューサーが松村北斗さんの芝居にたいする上昇志向を評価してくれて、ツンとデレを演じ分けられる、と信頼を寄せてくれること、ほんとにすごいことだ。松村北斗さんの芝居にたいする情熱も努力も実力もすべてがあるからこそ引き寄せた役。改めて、すごい。そしてそんな作品によって松村北斗さんを、SixTONESを、好きになれて良かった。松村北斗さんをきっかけにSixTONESにであえて良かった。ありがとうの気持ちが止めどない。

そういえば。
台本を現場で開かないことも現場が好きなんだねと監督に言われることもなにもかも好き。松村北斗はほんと〜〜〜にお芝居が好きなんだね。
松村北斗の俳優人生はまだまだはじまったばかりだとおもうと、この先ほんきでたのしみだなあ。大好きなお芝居に触れて、どんどん魅力的なひとになっていくんだろうなあ。

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