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オリジナル歌詞02【曲募集】but
所詮 その背中には
空を飛ぶ羽はない
真っ黒に落ちた空に
輪郭を切り取った
もはや この世界には
救う価値などはない
それでも貴方は業火に
身を投げるだろう
傷ついた指で
掠れた喉で
いつまでも報われない
愛を注いで
燃えていく街並みが
奇跡の色を探している
英雄の去ったあと
残った希望を背負って
立ち上がる悲しみは
深い慈愛の姿をして
優しい夜の中に
溶けていく
所詮 その瞼
オリジナル歌詞01【曲募集】ミステイク
妖精の眠る頃 ネオン管が色づく
甘やかな誘惑が 白い肌を曝したら
そっと 魔法かけて 嗚呼
路地裏の片隅で 踊る影を尻目に
足元で媚を売る 黒い猫の鳴き声は
きっと 知っているの 嗚呼
飲み込んだ 溜め息の数を
淡い夢に 足を絡め 今日も夜に咲く
歓楽の雨を浴びながら
迷うなら引き止めてよ 後悔はしたくない
一度きりそれでもいい 女はそれさえ愛せる
忘れない
七色の蝶々たち あちらこちら飛