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むくむくの手

よく寝るまでの日々

子が生後2ヶ月を超え、3ヶ月目前
よく寝るようになってきた。

新生児から夜は寝てくれて2時間
昼間は本当に寝なくて、
15分寝ては起き、30分寝ては起きていた。
そして、私の胸の上ばかりで寝ていた。
新生児とはもっと寝てばっかりいるものだと思っていたために、私は日に日に気力を奪われていった。

1ヶ月から2ヶ月目は体重と嘔吐と戦う日々
体重は母乳で増え続け、1日60gと平均の倍増えていき、重さに耐え抱っこをするため我々の身体はボロボロになった。
また、増えすぎた体重をなんとか落ち着けるため、なんとなくミルクをセーブし始めた。
そうすると、足りずに怒られる、あやす、ミルク間隔の時間までもうちょっと!!というのを繰り返し、これはこれで疲弊。


また嘔吐も頻回で、洗濯し続けても洗濯は終わらず、ただただ洗う、干すを繰り返していた。
こんなに吐いていて平気なのかと思うほどの嘔吐と、夕方は黄昏泣きも相まって、体調が悪くてで不機嫌なのかとつもり来る不安、、、。
そして2ヶ月の初めはまだまだ昼間は寝なくって、合間を縫って一緒に寝る日々。

自分がうすくなる感覚

とにかく子を産んでから、気力も体力も奪われペラペラだった。
ながらく子どもの看護師をしていたため、色々知識を駆使して調べてしまい、不安は高まるが
ケロッとしており、受診しても帰されるだろうなぁ、でも、私のアセスメントが間違ってて一大事だったら大変!!と考えあぐねてしまい、受診までのハードルがうなぎのぼり。

そんなこんなあって、心理的負担と身体的負担がマックスに陥って

「何もやる気がしない」
「ペラペラだー。」

夜間授乳の回数が減っても、上記の感覚は抜けず、
「あ、れ、産後うつなのか、やばいかも」と内心で思っていた。
比較的いつも辛い時、頑張りたい時におやつを食べて、気持ちを保っていて、
たくさんおやつを買い込んで食べていたけども、
全然楽しくない、ずっと眠い、何もしたくない。
新生児期はそれで乗り切れたけど、どうにも気持ちの燃料切れ感があった。

そんな中元気をもらっていたのはusaoさんの絵だった。

たぶん私と2週間違いでお子さんを産んでおり、
絵やエピソードに共感しかなかった。
以前うつになった時のエピソードも読み、
本も買ってみた。

ひとまず、本当にうつに踏み入れてしまうと大変なことがわかった。

モットーを頑張らずに寝ることとし、
ただひたすら寝ることを大切にして
あんまり頑張らないと決めた。(これを決めても難しいし、そもそもそんなに家事もしていないつもりだった。)

加えて安心して寝るために
子どもの睡眠環境を整え、巷で噂のネントレを開始。

そしてどちらにも効果が出始めだと思えたのが
ここ最近。

抱っこで寝てしまっても、スマホではなく本を読んだり、おりて昼寝をしてくれる時は、家事からではなくて、少し英語ややりたかったことをして、家事をする。

たくさん眠ることと
自分でコントロールできる時間が私には大切だった。
その上で、美味しいものが燃料になる。


まんまるのほっぺとむくむくのおてて。
ちゃんと幸せにもピントが合って、
辛さにだけピントが合わなくなった。

焦らなくていい、穏やかに生きていこう。

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