片腕が動かなくなるということ

みなさんこんにちわ、そこいらのおっさんのプロフィールに興味を持って頂き有難うございます。
いわゆる老システムエンジニアですが、60手前にして交通事故に遭い、数回の手術を経て半年ほど入院したあげく、交通事故の後遺障害として片腕が動かなくなるという身体障害を抱えることになりました。
怖いですねぇ…ある日突然事故に遭って片腕の自由が奪われてしまいました、皆さんも交通事故にはお気を付けください。

社会復帰するまでに応援して頂いた皆さんの温情への感謝や、自分が感じた腕一本ならではの不便や、それに対してどう工夫対処したのかなど、ぽろぽろと書き綴ろうと思います。

ケガの治療を行い続けて1年以上経過し、主治医からも「症状固定」という認定をいただき、回復を目指す治療というものは終了しました(もともと動かなくなった腕の機能が回復する可能性は0だったけど)。
今は残る痛みを軽減する為の治療が続いています(服薬が中心)。
ここまで手術や入院でお仕事がだいぶおろそかになり、会社に多大な迷惑をおかけいたしましたが、コロナで厳しい折であっても職を失うということはありませんでした。 支えてくださった職場には本当に感謝です。

東京都の身体障害者手帳の交付も受けました(片側の上肢機能全廃ということで2級です)。
いまは紙の手帳ではなく、カード型も選択できるのですね。
特にカード型のメリットについては説明されませんでしたが、カードを選びました。 手帳型を選択する意味も説明されなかったし、常時携行するならカード型が運転免許・クレジットカードなどと共に持つことが出来ると思ったからです。

障碍者になったということで、障害年金も受け取れるのですが、手続きのために障害者支援センター・市役所・入院した病院・年金事務所を駆けずり回る事になりました。
これ年金事務所の担当の方も「複雑で難しい事が多いから…」という事で細かく手取り足取り教えて頂けるので、担当くださった方々に対して不満はありませんが、制度の申し込みの複雑さには多いに不満があります(仕方ないんだろうけど)。
申し込む為に何の書類を書かねばならないのか…を調べ、書類を取り寄せたら、PDFになっている物となっていない物があり、結局自分でExcel化して提出したりしました。勿論年金事務所の方にチェックを頂いているので問題にはならず、受理されています。

腕が一本なら一本でどうやったら目的を達成できるのか試行錯誤する回数が増え、その度にパラパラと道具が増えていってる気がするので、それらについてもいずれ紹介する事になると思います。


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