はじめに

歌手になりたければボイトレに行くな。
でもカラオケで100点目指したいだけならボイトレに行けばいい。
コーラスやボイストレーナーになりたいならどんどんボイトレに行きなさい。
でも自分のアーティスト名を掲げてステージの真ん中で歌う「看板歌手」を目指すなら無闇にボイトレに行くんじゃない!

YouTubeなどで「ボイストレーナーが本気で歌ってみた」的な動画を見たことがあるだろう?
あんな綺麗すぎる歌い方で看板歌手として売れた人がおるかい?
思い浮かばんだろ?
それが答えなんよ。

歌手は歌が上手すぎない方がむしろいいんよ。

ワシは歌手/音楽プロデューサーとしてもう30年以上この業界で仕事をしとる。
アニメ「NARUTO〜疾風伝」や映画「ギララの逆襲」の主題歌やグリコカフェオーレーやロッテWAVEのTVCMソングなどを作ったり歌ったりしてきたプロの歌手であり音楽プロデューサーだ。

でもボイトレには一度も通ったことがない。
しかもプロであるが決して歌うまでもない。

それなのに51歳を超えた今でも歌の仕事をやれとるんよ。
つまり歌が上手いことは歌手にとって重要ではないということを証明した1人なのだ。

このNoteは今から看板歌手を目指す若者や、すでに巷に溢れる間違ったボイトレに通ってしまい逆に看板歌手への道が遠ざかっとる人たちに向けて書く。

誰々みたいな声を出したい、とか誰々みたいな歌い方がしたいってモノマネの練習する前に、君自身から湧き上がる本当の自分の声=「無化調ボイス」に向き合うことが大事なんよ。

だでこのNoteのタイトルをイニサヨゴロナボイスセラピーとした。

これは看板歌手になりたい人がボイトレに通う前にやるべきことに史上初めて明かした歌手志望のためのバイブルである。

現在本としても執筆中だが早く読みたいという読者の声が沢山届いとるもんでNoteでも同時進行で公開していくことにした。

ボーカリストになりたい人は是非読んで欲しい。


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