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DDRをダブルで、しかもパフォーマンスをするところまで持っていく。

23年前、ヒゲダンス(Do me)でDDRパフォデビューしました。ハンサムおじさんです。

Do meのあった4th+当時は僕はずっとシングルプレイでしたね。ダブルに転身したのはMAXのCANDY☆が解禁されてからだったと思います。そのちょっと前にlet's grooveのダブルを踏んでた中野のプレイ見てて面白そうだなと。フリーズ真ん中で踏みながら反復横飛びみたいな。

その頃は全員メガネに加入したばかりくらいでした。はじめちゃん(はっぴ~天野)のパフォを見て驚きます。

こんなに動き削って良いんだ!詰め込まなくて良いんだ!全く踊っていないのに、作品として成り立っている!

ソコから「動きを減らす」という楽しみを見出だしたタイミングもあったので余計ダブルにハマっていきました。やれば分かりますが同じBasic踏面でもシングルとダブルでは踏面の密度がかなり違います。矢印の数はダブルのBasicとシングルのbeginnerが同じくらいかな。

これから先はDDRのシングルは普通に踏める(シングル足9くらいはクリア可能)前提でお話を進めます。

シングルに無い、ダブル特有の動きとして

1.歩く(渡る)
2.ひねる
3.今までに無い踏面配置
4.左右に振られる

1.歩く(渡る)
Zioさんも言ってる通りまずは歩く練習。画面に対し90度真横向いても踏めるくらい、足元見なくても踏面が捉えられるように体と脳に刷り込む。

足5以下のBasic踏面をひたすら歩く。Basicのsigsigとかおすすめです。慣れたらBasicのJet world、攻めるならBasicのkeep on movin'。KONAMIのクソが!と思うと思います。先に言っておきますがダブルのkeep on movin'は全ての難易度において初見殺しです。お楽しみに。

2.ひねる
歩くのに慣れたら次はひねる練習。やり方は簡単です。上記のように歩く。ただし「必ず交互踏み」。

スライドでは処理しきれない踏面がそこそこ出てくると思います。ラジオ体操バリに腰をひねることになります。特に3rdくらいまでの曲は全体的に絶対交互踏みさせない!体ねじ切ってやるぜ!という踏面が多いのでオススメです。

3.今までに無い踏面配置
次にダブル特有の踏面、というのが出てきます。1P2Pの矢印1個づつ踏む同時踏みとか、1Pから2Pへ渡る、逆も然り。1P右のフリーズアロー踏みながら、1P2P交互にバスケで言うピボットみたいなことさせられたり。ダブルになるだけでこんなにバリエーション増えんのか!というくらい増えます。

なので体軸が1P、2Pに偏るのではなくニュートラル位置が1P2Pの中間になるように癖付ける。これが第二のハードルです。シングルから移行するとコレがたぶん一番しんどい。これに慣れるとシングル時1P側2P側どっちが踏みやすい、がなくなってフレキシブルに対応できる。そう考えるとシングルオンリーのスコアラーもダブルをやるべきでは。練習曲としてはBasicのUh-Ohかな。

4.左右に振られる
そして最後に1P2Pを延々行ったり来たりする左右降りが出てきます。先ほどチラッとおすすめ(仮)したkeep on movin'が優しく思えるほどExpert踏面はイヤらしくなっていきます。まずはExpertのsilent hillやJANA JANAで慣らします。次にExpertのPARANOIA(初代)です。死にます。屍を乗り越えた先にダブルパフォの扉が開きます。

勇者よ、よくぞ…
ここまでたどり着きました…

勇者よ…
ここからが地獄です……

Singleは詰め込むパフォ…
Doubleは削るパフォです…

わちゃわちゃしてはダメです…
少し大人になるのです…

ということで。横に動くことが、どれだけ動きに幅が出るか。動きが減ったのに良い感じに見えてきたならあと少しです。そして初心に返りましょう。


5.歩く、ソレをパフォにする

別に歩かなくても良いけど。横移動がパフォーマンスになる、それがダブルパフォの一番の見せどころだと思います。シングルでも出来なくはないけどダブルの醍醐味はソコかな。

1Pから2Pへ移るときに回転しながらノリノリで移動すればそれだけでパフォになる。シングルでぐるぐる回っても回転パフォで片付けられちゃうけど、ダブルは移動が武器になる。技にこだわるな。振り付けにこだわるな。移動をかっこ良く。魅力的にするのだ。プロのモデルがウォーキングにこだわるのはそういうことよ。移動をパフォーマンスにしてしまえ。それが一番簡単で一番難しい、ダブルのパフォーマンスの極意だ。ハンサムはそう思っている。

このmusicianが簡単なお手本かな。アニメーションダンス寄りではあるけど「横移動」を意識してる感じ。

ちなみにハンサムはムーンウォーク得意じゃないよ、誤魔化し方が得意なだけ。

ここからは蛇足。

ここまで来たら顔の向きを気にしよう。横移動の時も顔だけ前向いてたらキモいロボットみたいになっちゃうので、意図的な振り付け以外では身体の向きと顔の向きはしっかり合わせよう。

手先ではなく肘を意識しよう。肘が肩より上にいく、つまりバンザイを伴うような動き、振り付けを意識的に入れてみよう。それだけで動きが大きくなって見映えが良くなる。ダブルでステージが広がったのに動きが小さいままじゃもったいない。

同時踏みでジャンプしない、をやってみよう。これはゴリゴリな個人意見だけど同時踏みをジャンプして踏むの当たり前じゃん。ちょっと違う踏みかたしてみよう。つま先だけでなくカカトも使おう、何なら膝とか手とか頭とか。踏まなくてもパネルが反応すれば良いのだ。

みんなダブルでパフォーマンスやろうぜ。

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