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いっそ、短期間で。


一念発起して、くーさんと
家の横の物置の断捨離をした。

2人で眺めてみて苦笑い。
今使いたいものは
なんと1つもなかった!というオチ。


くーさんは汗だくになりながら、
捨てやすい場所へと運び出してくれた。

わたしはそこで待機して、
ゴミ袋に入るものを3種類に分別していった。

スノーボード、古いゴルフバッグ。
粗大ゴミもたくさん出てきて
物置の片側半分を空けたところで、一旦切り上げた。


「ふぅ、頑張った!」
山積みのゴミ袋をまとめ
花に水やりをしていたら、
また、トンボが来た(笑)

お腹が白い、変わったトンボで
この2種類のどちらかだったんだと思う。

コシアキトンボ


オオシオカラトンボ



今回は、身体の色から
連想できる龍神様はいなかった。

家に戻るなり、ペンデュラムに問いかける。
「お話がある龍神様がいるのでしょうか?」

YES。目覚めの龍神様だった。


そして「ガイド達はすごいなぁ」と
感心させられていた。

わたしの意識がそちらに向くように、
こんなにしょっちゅう
トンボを飛ばしてくるのだから(笑)



目覚めの龍神様。
これっきりだったから、氣になってはいた。
まーさんの手を、うまく引けている
実感はなかったから。


チャネり始めた途端、

『あの子を頼むって、言ったじゃまいかー!!』

って
大声で投げかけられたので
わたしは本っっ当にびっくりして
チャネリング状態から抜け落ちそうになった。

「えぇ?いま、体当たりで引き受けてるつもりですけど
目覚めの龍神様から見たら
そんなにご不満でしたか??」と。


『ふぉっふぉっふぉ。今の声の主はわしではない。
落ち着いて、区別するように』


・・・。
たしかに、語尾がジャマイカって
ダジャレ入ってたよね。
ビビったわぁ。誰よ?ほんと。

氣になったけど、後で突き止めよう。
わたしは一旦、目覚めの龍神様だけに
フォーカスし直した。

「はい、もう大丈夫です。
何かお話しして下さると…?」

『そうじゃな。
最近、あの子の次元の低さに
結構手を焼いておるような?』

「ええ、まあ(笑)
長い付き合いで、やっと出てきたことなので
ぜーんぶ受け止めようって
思っていて…」

『そこ!』
今度は、目覚めの龍神様の大声だった。
わたしはギクリとした。

『惜しいことをしとる。』
もう、低く優しいいつもの声だった。

『それじゃと
あの子がこちらに来るのに
時間がかかり過ぎる。』


まさに、わたしが
困っていたことだった。

「まーさんの現状に
まず、とことん付き合って

吐き出しが終わる頃、
わたしが手を引いて
まーさんの周波数を上げる…
そんな感じで進んでいこうとしてました。

彼はまだ、わたしを恐れている。
心を許せてない。
崩れないように、ガードしてるから…」

『そこ!』
また、大きな声がした。

『ちょっと、思い違いをしておるぞ』
また、優しい声。

『あの子はそなたを恐れているのではない

「???
いえ、わたしを恐れています。
身構えています。
崩れたくないって、必死になってます。
もう、崩れ始めてるのに(笑)」

『そうじゃ。じゃから
あの子が恐れておるのは
崩れてしまうことじゃ。
これまでの自分じゃ、
なくなっていってしまうこと
じゃ』

「あ…」

『そなたには、恐れなど抱いてはおらぬ。
ただ、愛しているだけじゃ。
そして、そなたを愛するほどに
これまでの自分は保てなくなる。
そこにうろたえておるのじゃ』


わたしは、頷きながら泣いた。

わたしだって、同じように
マインドで何年も抵抗していた。

男性性がわたしより何倍も強い
まーさんの葛藤は、いかばかりか。

「長くかかっても、仕方ないですよね?
すごいボリュームですもの。

わたし、過去世も視たんです。
彼がわたしの分まで
闇を請け負ってくれてたことも」

『いや、それは
そなたの得意な
中途半端な優しさってやつじゃ。』

「えっ?」

今の葛藤のパラレルに
長く居させないでやって欲しい
のじゃ。

もがくほどに、自信がなくなる。
もがいても、もがいても
自分には、そなたとの愛を貫く力はないのだ、と。

そのうち、
2人の世界に移行することも
魂の世界で笑って生きることも
叶わぬ夢のように思えてきて

氣力が下がり、卑屈になり
足が動かなくなるじゃろう。』

「それは…困ります」


『じゃから、そなたには
もっと矢継ぎ早に
あの子を刺激して欲しいのじゃ。

手当たり次第、ぐらいの氣持ちで
ちょうどいい』

わたしが躊躇っていると、
龍神様は少し語氣を強めた。

『あの子の分厚い鎧を崩せ。
いっそ、短期間に。』


『望んでいないようでも、構わぬ。
これで良かったと
後で思えるのじゃから』

『じゃから、なるはやで、と言ったのじゃ。
頼んだぞ』


…ガイドにこう頼まれたのは
何度目だろうか。

ジャマイカの声の主とも、
この後、繋がった。


次の記事に続けます。


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