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〜信頼とコスト〜

こんにちは
SHO-1です。


お客さんとの人間関係を構築していく中で
とても大切な概念が信頼性です。


そしてビジネスで一番大変なのも
この信頼の獲得です。


信頼さえあれば
お客さんはあなたから
どんな商品でも買ってしまいます。


「信頼に命をかけろ!」
といっても過言ではありません。


一度信頼を築くことができれば、
もうお客さんを集めることに
困ることはなくなります。


今回はその信頼の法則について
お話していきたいと思います。


実際にあった、
とあるパン屋さんの物語があります。


そのパン屋さんは、
いつも長蛇の列ができていました。


しかし、
店主1人でやっているため
従業員がいないせいで


お客さんとの
お金のやり取りにいつも苦労していました。


そのために従業員を雇おうか、
整列させるための人員を雇おうか迷っていました。


お客さんたちもだんだんと
イライラするようになってきていたを感じていたので、


見かねた店主は、
ある時ついに賭けに出たのです。


パンが並んでいる横に
「代金はこちら」
と書かれた集金箱のような缶を
置くようにしました。


代金を缶に入れたら
自由にパンを持って帰れるスタイルに変更することで、


お金のやり取りを一切無くしたのです。


こうすることでお客さんは
お金を入れてパンを持っていくだけで
店主はパン作りに専念できます。


時間も掛からないし、
人件費もかからないというわけです。


つまり、
これはお店側がお客さんを信頼している
という現れなのです。


パンを盗む人がいるのではないか
という疑心暗鬼を乗り越えて
お客さんを信頼したのです。


その結果、
以前よりも大幅に売り上げが伸びたそうです。


パンを盗んでいく人がいるどころか、


お客さんは
「信頼されている」
と感じることで、


ますますそのパン屋で
購入する人が増えたといいます。


この物語が伝えたいことは
信頼されることによって
費用がかからず時間が短縮できるということです。


このパン屋さんのお話では
お客さんを信頼することで、


レジの従業員を雇う必要もなくなって
さらにお客さんを相手にする時間も無くなりました。


ちなみに、
現在ではこのような方式をとった、


監視カメラもつけない
「無人のパン屋さん」
が増えているそうです。


お店にはスタッフは一人もいないですし
カメラや監視員のような人も配置せず、


パンを作っているスタッフさんと
お客さんとのコミュニケーションも一切なく、


あるのはパンとレジ代わりの集金箱のみなのだそうです。


逆に信頼されなくなってしまうと
費用がかかり時間がかかるようになります。


例えば、
9.11のアメリカ同時多発テロ事件が起こってからは、


飛行機に乗るたびにボディチェックがありました。


そのため、
多くの時間と多くの人員を
必要とするようになったのです。


つまり、
コストがかかって時間が延びてしまい、
お金も時間もコントロールされてしまったわけです。


これは、
人間一人一人の信頼度も下がって、
航空会社の信頼度も下がったからです。


他にはディズニーの入場時にある
荷物検査も近いものがあります。


信頼度が上がれば上がるほど、
収入も大幅に増えて時間も短縮でき、
コストも削減できるのです。


人と信頼関係を築きたい時には
まずは自分から人を信じることが
大切な第一歩なのです。


次回はビジネスにおいて
どんな要素によって信頼されやすくなるか
ということについてお話していきたいと思います。


いつも最後までお付き合い
ありがとうございます。


それではまた!

SHO-1

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