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ハンドメイドってパーツをつなぐだけで売っちゃダメなの?

ハンドメイドアクセサリーの世界に身を置くと、一度は「パーツを繋げただけで、それは本当にハンドメイド作品と言えるのか?」という問いにぶつかることがあるのではないでしょうか。

アクセサリー作家さんの間でたびたび出てくるテーマですね。

ただ、よく考えてみると、日本のハンドメイド業界が盛り上がったのは、実はアクセサリーの人気が火付け役だったのでは?って思います。

高級なジュエリーブランドから300円均一のショップまで、今やアクセサリーの世界には、ものすごい多様性が生まれています。(良い悪いは置いといてね)

シーンやニーズによって使う素材や販売場所もまったく異なるのです。だから、「アクセサリー」とひとくくりにするのは難しいし、どれもそれぞれの魅力や個性があるものです。

ここで忘れてはいけないのが、パーツそのものが作品の一部であり、それを選び抜くセンスや時間がどれだけかかっているか、ということです。

大量にあるパーツの中から、色味や質感、バランスを考えて選び、組み合わせる。それもれっきとしたクリエイティブな行為であり、作家の個性や美意識が表れる部分です。

誰もが真似できるわけではないですし、パーツを選ぶセンスこそが作品の魅力を左右することも少なくないでしょう。

ハンドメイド作品って、一人の作家が限られた時間や範囲で作り上げたものを、作品を求める人に向けて届ける行為そのものがハンドメイドなんじゃないかと、私は思うんです。

パーツをどう組み合わせ、どんなデザインに仕上げるかで作家の個性が表現され、作家と購入者が繋がることがハンドメイドの魅力そのものですから。

だから、議論は「パーツを繋ぐだけが良いか悪いか」というよりも、欲しい人に作品が届いて、双方が幸せなら、それで十分なんじゃないかと感じます。

とはいえ、「自分が一切手を加えていないものをそのまま売る」のは、ハンドメイドとしてはちょっと違うのでは?とも。

作家さんが手をかけて加工したり、個性を表現してこそ、購入者もその作品に特別な価値を見いだせるのではないでしょうか。

結局のところ、「ハンドメイド」とは、単に作り手が素材を選び、手を加えて、そこに自分のアイデアや思いを込めて作品を作ること。

それが、誰かの心に響いて、手に取ってもらえる――
それだけでハンドメイドの価値は十分あると、私はそう思います。

最後に


ここまで読んで頂き、誠にありがとうございます。

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