ハンドメイド作品の価値を上げる考え方
宝石が綺麗だから身につけたいんじゃなくて、
宝石が似合うような自分になりませんか?
と言う角度から作品の価値を伝えたりする方が人は興味を持つし、
本質的だと思う。
もちろん、「今のあなたじゃこの宝石が似合わないよ」と言うことではなくて、せっかくこの宝石をお迎えするのなら、
今まで気にしていなかったスキンケアを意識しよう、とか
今まで蔑ろにしていた自分の幸せをちゃんと考えようとか、
今まで後回しにしていた自分を大切にすると言うことを、ちゃんと向き合おう
とか。
そうやって、自分の背筋がピンっとのび、人生が良い方向にいくきっかけになる作品でいてあげるというのはとっても大切だと思う。
この作品は素敵ですよ。
この宝石は希少ですよ。
と言われても、
人は、「この作品」には別に興味はなくて。
それよりも、
この作品であなたはどう変わるのか?
この商品であなたの何がわかるのか?
の方がよっぽど興味がある。
「あなたは美しいですよ、あなたは素敵ですよ」
と、自分のことに関心を向けられたり、自分の魅力を知れる方がよっぽど興味を持つから。
だから、自分を知れるツールとして、
自分の本当の魅力を感じれるツールとして、
自分の未来を豊かにするツールとして作品をお渡しする事ができると、
お客さんにとってその作品はとても大きな価値がつく。
お客さんを照らす鏡のような存在に、自分の作品がなれれば、
単に作りが上手とか質が高いとかそういった作品そのもののクオリティ(スペック)ではない部分で選ばれる事ができるし、
お客さんが受け取る価値も満足度もアップする。
結局、人が求めている本質部分の欲求を、自分の作品でどう満たせるのか?
にフォーカスを当てて作品の価値を考えていくことが、
ハンドメイド販売でも大きなヒントになってくれる。
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