お金は卑しいものか? −作品の値付けについて− [前編]
和装髪飾り作家のaikaです♪
今回は、作品を作るのは好きだけど、それでお金を稼ぐのは気が乗らないなぁと思っている方向けに、稼ぐことの大切さについての記事を書きたいと思います*
少し長くなってしまったので、前編・後編に分けました♪
前編は【日本人のお金儲けに対する意識】、後編は【ハンドメイド作品を届けるためにも利益が大事な理由】を書きます。
値段の付け方等で迷っている方の参考になれば*
それでは、よろしくお願いします!
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日本人はお金儲けが嫌い?
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日本人は、金銭的な意識を抑制する傾向があると言われています。
理由は諸説ありますが、よく言われるのは、権力者が民衆を支配しやすくするために、お金儲けは卑しいものであるという思想を刷り込んだというものです。
江戸時代の身分制である「士農工商」が分かりやすい例なのですが、権力者は武士を最上位とし、商人を最下位としたんですね。
お金を沢山持たれるとその者を中心に反乱を起こされる恐れがあるため、頭の良い権力者はお金を(商人を)そもそも卑しいものとして恣意的に位置付けたと言われています。
また、有名な話ですが、日本の義務教育ではお金の勉強が一切ありません。
世界に大幅に遅れをとっていたので、さすがにこれはまずいぞということで、最近になってやっと高校で金融教育が必修化されたばかりです。
(ちなみにイギリスでは小学校低学年から金融教育がスタートします。)
お金に関することが本当にタブー視されているかどうかはさておき、お金について知る機会も無いとなれば、稼ぐことに対して消極的になってしまうのも仕方のないことなのかもしれません…
以上が前編です♪
明日の後半は、ハンドメイド作家としてお金儲けが大事な理由について書きたいと思います♪
お楽しみに*
2024年7月3日
"そこそこ" のハンドメイド作家 aika