組織の新しい形に寄り添う決済システムとして導入したい(LAPRAS株式会社様) | paild導入前インタビュー
こんにちは!paildセールスチームの濱田です。
法人カード発行サービスpaild(ペイルド)は、6月にサービスを発表して以来多数の反響をいただき、想像以上の皆様に事前登録していただきました!
今回のnoteでは、
- どのような課題に対してpaildが役立ちそうか
- paildに期待していること
を、事前登録いただいた企業様に伺います!
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LAPRAS株式会社
業界:転職・人材業界
事業概要:AI技術やデータ分析を用いて個人の能力を見える化する「LAPRAS」と、企業の採用に最適な候補者をマッチングしスカウトを送る「LAPRAS SCOUT」を運営、開発。
従業員数:約25名
「あらゆる事象を必然化し、世の中のミスマッチをなくす」をミッションに2016年に創業し、2018年からは組織に「ホラクラシー」という先進的な枠組みを取り入れていることでも話題です。
代表取締役 CEO島田 寛基様(@hshimada_)、管理部門を統括するCFO野崎 未来様(@mikupaccho)にお話を伺いました。
ただの「決済手段」ではなく、予算の残高をリアルタイムで正確に管理する「全く新しいシステム」としてpaildは使える
ーーLAPRAS株式会社CEO島田様(@hshimada_)、CFO野崎様(@mikupaccho)にお話を伺います。本日はお忙しいところお時間ありがとうございます!
島田様・野崎様(以下敬称略))こんにちは!
ーーさっそくなのですが、貴社では先進的な組織体制の取り組みをなさっています。
野崎)ホラクラシー組織のことですね。
ーーはい。貴社で試みられている組織作りと、決済サービスであるpaildが関わる部分について伺いたいのですが。
島田)ホラクラシーというのは、従来型の組織のように個人に権限を紐づけていくのではなく、組織の機能や目的ごとにロールやサークル(ロールがグループ化したもの)をつくり、そこに人を任命することによって権限を分配する組織体制のことです。
ーーおおっと。いきなり難しい・・・最近話題になっている「ティール組織」みたいな感じですか?
島田)ティール組織をフレームワーク化したような感じです。LAPRASの中に目的を持ったサークルがいくつもあって、そのメンバーがそれぞれ、サークルの目的に対して活動をする。その上でのルールを明確に定めることで、管理自体をなくしてしまうような仕組みです。
ーー管理自体を・・・。思ったよりすごいです。決済の文脈でいうと、一般的には従業員が経費を使う場合、上長に申請して承認され、立替の場合には立替経費精算をする、ということになるわけですが。
野崎)私たちの場合、全く違う形にしたいというのが本音です。
島田)理想としては、会社はサークルに対する予算をつけて、サークルはその枠内で目的に対して最善のコストの配分をするのが良いと思っているんです。いわば、決裁権限さえ分権化していきたい。
ーーなるほど。
島田)例えば、「最速で開発を進めること」を目的にしているエンジニアのサークルが、イベントに行くことと高いツールを購入することといずれを選択するべきか、自分たちで考え、選択し、決裁する権限まで持つ。よくあるのは福利厚生として研修に行くとかイベントに参加するとかですが、そうじゃなく、開発スピードに貢献する方を自分たちで選ぶんです。その決裁権限まで現場が持つのが理想の形だと思っています。
ーーすごい!
島田)ただ、現状、それには難しい点があります。
ーーえ。
島田)各チーム(サークル)が予算の残額管理をしなくてはならなくなることです。エクセルでやろうとしていますが、手間も時間もかかってしまうし、ずれが出る可能性もあります。現場でやるにしても経営陣や管理部でやるにしても負担が大きい。
野崎)まさに直近で悩んでいることですね。
島田)paildの仕組みを聞くと、サークルごとにカードを発行し、予算に応じて上限額の設定をするという使い方ができますよね。
ーーはい、可能です。
島田)クラウド上の管理画面で管理者は予算額を設定できる。サークルのメンバーは、ユーザー画面で「何にいくら使ったか」利用明細で確認でき、「今予算をどれくらい消化したか」残高を確認できる。これができれば、エクセルで別途管理する必要はなくて、paildの画面だけで予算の残額管理を完結させることができます。これはぜひやってみたい使い方です。
野崎)こうした予算管理は、ホラクラシーを目指している組織に限らず、どこの会社でも課題を感じていると思いますが、私たちはさらに柔軟な仕組みを取り入れたいなと思っているんです。paildに期待しているのは、それに対応できる使い勝手の良いシステムですね。
ーーなるほど。先進的な組織のあり方を模索されている貴社だからこその悩みでもあり、予算管理という文脈で言えばどの企業様にも共通する問題でもあるんですね。ありがとうございます。
小口現金を廃止したことで管理部のスマート化を実現。あとは従業員の立替経費精算をpaildでなくしたい。
野崎)そういえば、paildは発行枚数に制限ってあるんでしたっけ?
ーー何枚でも発行できます。
野崎)そうすると、サークルの予算ごとに作るカードと、従業員に配るカード、全部作ることもできますね。
ーー従業員の方に使っていただくニーズもありそうですか?
野崎)実は弊社では、「小口現金」を撤廃したんですよ。
ーーそういえば、貴社は管理部門の省力化、スマート化も進めていらっしゃるんですよね。
野崎)はい。それでも立替経費精算は依然として残っているので、そこは課題に感じていました。paildはそれにも使えそうです。
ーー具体的にはどのようなところで立替経費が発生していますか?
野崎)採用担当者の方向けのイベントなどをたくさん開催しているのですが、懇親会のための飲み物の準備など、細かい立替が発生するたびに、経費精算のための手間がかかるんですよね。多い時には週に何度もイベントを行なっていますし、10人程度は毎月立替経費精算の手間をかけているなと思っていて。
ーー事務負担もありそうですね。
野崎)それもあります。リアルタイムで利用明細が管理画面で確認できれば管理部の月末月初に集中する作業を月内に分散できますし、その意味ではpaildは管理部門の負担も減らしてくれると思います。ただ、負担自体はそれほど大きいわけではありません。ルールをしっかりと作っているのと、メンバーの意識の高さによって運用はスムーズな方だと思います。
ーーなるほど。
野崎)でも、いくら意識が高いといっても、従来の法人カードでは従業員に持ってもらうのに躊躇する点もあるんですよね。出張経費などは高額になるので、本当なら法人カードを従業員に持ってもらい、それで支払いができると立替がなくなります。でも従来の法人カードはそこまで柔軟にカードに対する利用上限額を設定できるというわけではないですよね。それでは、カードを持つことが従業員にとってもリスクになってしまいます。
ーー上限ですか。
野崎)例えばイベントのための経費を立て替えているメンバーは月に1万円でいいけれど、出張が重なるメンバーは10数万円の予算が必要だといったこともありえます。paildだったらカードごとに上限をかけられるんですよね?
ーーはい!
野崎)誰が使うカードかわかるようにもできますか?
ーーいいことを聞いてくださいました。カードと利用者を紐づけることもできます。
野崎)それなら、従業員それぞれにpaildのカードを持ってもらい、立替経費精算をなくすこと、出張など高額の経費立替の負担をなくすことを達成できると思います。全体的に、使いやすい機能が付いているなという印象です。
ーーありがとうございます。
最後に、paildに一言お願いします!
ーー島田様、野崎様、本当にありがとうございました。導入前なのにインタビューにお答えいただき恐縮です。最後に、paild開発チームに一言いただけないでしょうか?
野崎)とにかく、早くリリースしてください!ということですね。(笑)早く使ってみたいです。
島田)組織のあり方を向上させていくのに、paildが使えそうだということがわかりました。期待しています。
野崎)会計システムとの連携も期待しています!普通バックオフィス系のツールって「入れなくてはいけないな」という気持ちで導入することが多いんですが、paildに限っては「積極的にこれを使いたい」という気持ちでリリースを待っています。使える日を楽しみにしていますよ。
ーーお二人ともありがとうございました!ご期待に応えられるよう、paild開発チーム一同がんばります!
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今回は、LAPRAS株式会社様にお話を伺いました。
お読みいただいた方にも同じような課題をお持ちの企業様がおられましたら、ぜひpaildにご期待ください!
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