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住みたい家の“妄想”と 実現するための“お金”の相談会「家づくり“想”談会」

〇年後には、どこでどんな暮らしをしたい。こんな家に住んでみたい。一度はこうした妄想をしたことがある方がたくさんいると思います。HandiHouse projectは、これまで200組以上の方々と家づくりの妄想をしてきましたが、そこで必ず壁となるのが“お金”の問題です。家をつくるためには、予算などお金の現実とも向き合う必要があります。そこで、家づくりもお金も一気に専門家に相談できる「家づくり“想”談会」を企画。
2024年3月、第一回目を開催しましたのでその様子をご紹介します。

2024年3月24日、東京都世田谷区にある武蔵野プレイスにて記念すべき第一回目を開催。4組8名の方々にご参加いただきました。新しい住まいを検討しながらも、何から考え始めたら良いのかわからないといった方も数名いらっしゃいました。このイベントを見つけてくださって嬉しかったです。

今回、HandiHouse project(以下、ハンディ)が一緒に家づくり“想”談会を企画したのは、建築家住宅を専門にしながら、住まい手のライフプランも一緒に考える、創造系不動産です。以前、社内の勉強会でローンの話をレクチャーしてくださったことがきっかけで今回の企画に至りました。建築家でも家づくりにおける、予算やローンの考え方って難しいんです。

参加者の皆さんには、創造系不動産がオリジナルでつくったワークシートを事前に配布。自分たちの10年後、20年後について、予想できる範囲でライフプランを書き込んでいただき、そのときに必要なお金についても一緒に考えてきてもらいました。例えば、出産すると子どもの成長に合わせて教育費がかかってきますよね。他にも、会社員の方は定年を迎えたりするので、その時々の生活費の増減も予想して書き込んでいきます。こんなワークシートです。

参加者に配布したワークシートの一部。グラフにして、家族構成の変化と、残債や老後資金の計画を可視化。お金のイメージを具体化して、適正な資金計画を考えることができる。

前半は、家づくり“妄想編”。ハンディ流の家づくりをご紹介しました。オーナーさんの、どんな希望や言葉をもとに設計・施工をしたのか、各種事例紹介。間取りから考えるのではなく、どんな暮らしをしてみたいかを妄想するところから始めると、結果、自分が望んでいた家づくりが実現する。といった、住みたい家を妄想するときにどんなポイントで考えればその後の暮らしが豊かになるのかを、経験を踏まえてお伝えしました。今回は、理想だけではなく現実も考える会ということで、事例で上げた家をつくるにはどのくらいのお金がかかったのかも特別にご紹介しました。

一級建築士の加藤渓一。暮らしにおいて何を大事にしたいのかを中心に、オーナーさんにヒアリングをしながら家づくりを進めている。

後半は、家づくりにおいて重要なお金の話。先ほどご紹介したワークシートをもとに、創造系不動産の川原さんが、予算の考え方やローンを組む際に必要なことをレクチャーしました。

創造系不動産の川原聡史さん。建築や不動産の保存や再生を専門とする不動産コンサルタント。

ワークシートに書き込んでいくと、家づくりに必要なお金が個々のライフプランとともに見えてくるので、参加者の方から驚きの声も。「がんばって働かないとなぁ…笑」といった切実な声も聞こえてきました。

パートナーと妄想を楽しむ参加者の方も。
個別の相談に乗る時間も設けました。

戸建てかマンションか、新築を建てるのか中古物件を購入してリノベーションするのか。パートナーの方と真剣に話す姿が印象的で、私たちもサポートに入らせてもらいながら一緒に住みたい家を思い描き、楽しい時間となりました。

後日、具体的な相談をするために連絡をくださった方もいらっしゃいました。参加者のアンケートでは「具体的な金額まで算出でき、現実味もでてきて非常にためになるイベントでした」といった感想も。ありがとうございます!

好評につき、第二回目の準備も進めています。日程が決まりましたら、ハンディや創造系不動産のFacebookやインスタにてご案内を流します。たくさんの方々のご参加をお待ちしております!

※HandiHouse project 公式サイトはこちら
※創造系不動産の公式サイトはこちら
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