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【読書記録】ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
ブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』
前から購入を迷っていたが、知人がFacebookで薦めていたのでAmazonで購入。
イギリス・ブライトンで暮らす中学生の日常。
多様性と格差の渦の中で成長していく中学生、それを見守る家族。こんなふうに考えられる中学生にわが子が育ってくれたら最高だ。
差別について勉強し始めると、どうしても憎しみや正義感から過熱した表現に行き着いて辟易することがある。
でも、この本の表現は、誠実で、本質を見極めようとしていて、クール。
グサっとささった表現を抜粋。
「正義は暴走しやがる」
「どの差別がいけない、っていう前に、人を傷つけることはどんなことでもよくない」
中高生向けに、政府がどかんとお金を出して著作権買い取って無料配信、休校中の課題図書にしたらいいんじゃないかな?いい本と出会えました。
今夜はスーパームーンが綺麗です。
安井直人
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