【読書記録】手紙屋 蛍雪篇 私の受験勉強を変えた十通の手紙 喜多川泰
読んだきっかけ
以前、手紙屋という本を読んで、新しい考え方に刺激を受けた
教員として、勉強の在り方に自信を持ちたかった。
学んだこと
勉強という道具を何の目的のために使うのか
ナイフを使って果物を切る、人を傷つける
勉強も危険な面がある
得られるご褒美が勉強の目的ではない
ハンドボール指導と同じで、勝つことだけが目的ではない。
ハンドボールを通して何を学ぶか、勉強を通して何を学ぶか。
試合と人生の勝ち、どちらを優先すべきか
ひとりでもできる自分磨き
昔の人が人生をかけて発見したことを、15分くらいで身に着けることができる
一度やりたいと決めたらそれを手に入れるまでは絶対にやめない
自分がやりたいことのために勉強するのであれば、周りの考えはあくまでも新しい視点としてとらえられる。
やりたいことなのかやるべきことなのか
やるべきことは、将来の自分が、今の自分にやっておいてほしいこと
将来の自分は本当にこれを必要としているのか考える必要がある。どんな未来を想像しているの?
辞書を全部覚えてから英文を読もうとしていないか?
何をどうやるかを考えないといけない
ピアノ指導と「ひとりで自分を磨く時間」
興味を持つことができるかどうかで指数関数の変化の値が変わる
教科に興味を持てないのであれば先生に
自分のために頑張ることではなく、人のために生きること
夢のない空白の期間は、「自分もこんなことで人の役に立つことができる」という一つの意味を見つける期間。実現する夢とはどういうものか学ぶ期間
自分が将来活躍することで、どれだけ多くの人を救うことができるか
感想
勉強をすることは、大事なことだとされているし、「将来のために」必要なことだとされている。だから、勉強していれば何も言われないし、勉強しなければ「勉強しなさい」と言われる。中学生は、こんな気持ちで毎日すごしているんだろうなと感じた。実際私が中学生の時もそうだった。
喜多川泰さんの作品は、今回も私に新しい考え方を教えてくれた。勉強という道具はとても危険な面もある。というのは、これまで一度ももったことのない考え方だ。部活指導と比較して、腑に落ちた。以前にも紹介したダブルゴールコーチの考え方とリンクさせると、非常にわかりやすかった。
私がこの本で学んだことが、このnoteで書いたことが、これから関わる生徒の考え方を変えられると思うと、また本を読んで勉強したくなる。