「地球がもたない」ってことはないと思うんだ
SDGsに反対する立場ではまったくなく、むしろ共感してやれることはやろうと思っている立場です。
ただ、「このままだと地球がもたない」という言葉にはいつも疑問符がつきます。あれは正確には「人類がもたない(可能性がある)」という話ではないでしょうか?
地球をナメちゃいけなくて、別に地球からすれば、温暖化しようが寒冷化しようが、火の玉だった時代もあるわけで、火星や金星のようになるだけの話です。
地球にとっちゃ、四季があろうがなかろうが、海があろうがなかろうが、知ったこっちゃありません。さらに言えば地球が終わるのも太陽が赤色巨星化して飲み込まれるタイミングとすでに決まっています。
そこまで荒涼とした無生物(と思われる)惑星たちを引き合いに出さなくても、アミノ酸(およびそれらの結合物であるタンパク質)が存続できる気温ならば、なんらかの生物は地球にいつづけるでしょう。
屁理屈ではなく、しょせんは人類存続のための話なのに、地球というどでかい主語をもってくるのは少し気になってしまいます。
もちろん、私は人類なので、地球温暖化は困ったものです。もちろん努力はするのですが、二酸化炭素の半減期が30〜300年と聞くと「数十年単位ならまだ希望はあるけど、100年単位だともう無理なんじゃないの?」と思ったりします。
ただ、座して死を待つほどの悟りも開いていませんので、やれることは(たとえ無意味でも)、やっといたほうがいいな、と思いながら生きている次第です。