仕事つくる#16 ゼロイチのメンタルヴィゴラス状態
やあ、私です。
私たち株式会社sonrakuでは小さいながらも熱を供給するというインフラ事業を行なっています。少しのトラブルも許されない仕事なだけに緊張感があります。
そうそう、日本のインフラといえば江戸時代の超ロング上下水道が有名ですよね。総延長150キロメートルにも及んだとされていて、当時の世界最大級。インフラがしっかり整備されていたからこそ、江戸幕府は300年にも及ぶ繁栄ができたのでしょうな。
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本日は新しく仕事をつくる時に使える脳の癖を紹介しようと思う。脳の癖を把握しておくことは、様々な場面で自分の心理状態を冷静に判断する材料になる。特に私みたく気分にムラがある人間にとってはモチベーション管理や対人関係の処世術にも用いることができるためオススメしたい。
メンタルヴィゴラス状態
さて、メンタルヴィゴラス状態。最高にツキのある脳の状態のことをそう呼ぶ。「ヴィゴラス」という英語は、強健なこと、活気のあることを意味するから、活動的かつパワフルな心理状態と訳すことができる。
右脳でどんどん閃き、その閃きを左脳の思考とキャッチボールさせ、左脳で実際に実現化できる人だけが、脳をフルに使ってメンタルヴィゴラス状態に入れるという。
１）右脳が生んだ「ひらめいた！」という”快”の感情を
２）左脳を使いこなすことで、「どうすれば実現できればいいか分かった！」という”快”の感情をと連鎖させ
３）実際に行動し、「実際にできた！」というさらに、”快”の記憶データを更新することで
快、快、快！の連鎖を生み出すのだ。
この状態に入っている脳はもはや本来苦痛であるはずの実現のための努力なども”快”であるとしか捉えていない。なぜなら、過去の成功体験の記憶データが、その苦痛の先にある大きな”快”の感情を記憶しているからだ。
例えば、ビジネスマンが新しい商品を生み出す時や、アスリートが超集中モードに入り厳しい練習を乗り越える時などはメンタルヴィゴラス状態に入っているといえる。
トレーニング方法
日本におけるイメージトレーニング研究・指導のパイオニアである西田文郎先生は、メンタルヴィゴラス状態を引き起こしやすい脳にするための読書法を提唱している。それがまとめてあるのがエジソン脳をつくる「脳活」読書術だ。
ここでは、本の３冊同時読みが紹介されている。３冊の内訳は、
１）難しい本... 仕事に必要な専門書など
２）普通の本... ビジネス、自己啓発系など
３）簡単な本... 雑誌や漫画、小説など
になる。
この内訳は読書習慣のレベルで個々人が調整するのだが、私の場合だと１）の難しい本は「エネルギー関連」の専門書、２）の普通の本は「ビジネス系」、３）の簡単な本は歴史小説かエロ本になるか。
また、人の脳は30分で集中が切れるのが一般的なので、まず左脳を使う難しい本を30分読み、次に右脳を使う簡単な本を10分程度、それから普通の本を適度に読むことで左脳と右脳をキャッチボールさせるのがポイントのようだ。そしてある程度の時間リフレッシュタイムをとってからまた難しい本を集中して読むというサイクルになる。なぜこのようなサイクルがよいかというと、先にも述べたようにメンタルヴィゴラス状態をつくるためには右脳と左脳のキャッチボールが絶対条件になるからだ。
こんな経験ないですか？
「いつまでやってるの。そろそろ休憩したら？」と周りから言われた。また特定のグループから「しんどいことも継続してできる真面目な人」という印象を持たれている。皆さんには過去にこんな経験はないだろうか。それはおそらく苦痛の向こうにある”快”をイメージできていて、努力をへとも思わないメンタルヴィゴラス状態に入っていたのだと考えられる。
誰しも一度は経験したことがあると思う。そう、これは特別な人が持つ能力ではないのだ。そして、普段からこの状態に陥りやすいように鍛えておけば、いざゼロイチなど新しいものを生み出す時のエンジンが手に入る。
以上、本日の内容が誰かの何かの参考になればうれしいです。
本日はこのあたりで、
ではまた。
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半田 守
1990生、京都府出身。6歳からレスリングをはじめ、網野高校卒業後、専修大学へ進学しレスリング大学日本一になる。2018年から岡山県西粟倉村に移住し
自然エネルギーの勉強をスタート。同時にレスリングウエアブランドMAMOを立上げ、現役選手にエールを送り続けている。
MAMO：https://www.mamo-wrestling.com/
twitter：@handamamoru
note：”仕事つくる”をテーマに連載中！
読んでいただきありがとうございました。
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