歌舞伎って何着ていけばいいの?
歌舞伎を観に行こうと思った人が最初の方にぶつかる疑問の1つ、、
「歌舞伎って何を着ていけばいいの?」
というお話。
私の個人的な見解と、
最近話題になっていた記事をご紹介したいと思います。
結論から言うと、
周囲に迷惑のかかる服装でなければ、
何を着ていっても大丈夫だけど、
座る座席によって配慮した方がいい。
ということに尽きるかと思います。
あくまで、私の個人的な見解ということで、ご容赦ください。
今回は歌舞伎座ベースでのお話ですが、
どこの劇場もあまり変わらないかと。
私は座席によって服装を変えます。
私はどうしているかというと、
座席によって変えています。
一幕見席(4階席)のとき
一幕見席のときは、綺麗めな普段着です!
たとえば、
ニットにパンツを合わせた感じとか、
オフィスカジュアルみたいな服装です。
一幕見席だと、
パーカーにデニムにリュックみたいな方もたくさんいますので、それで十分です。
一幕見席のある4階は、
1階席〜3階席とは分けられたゾーンですので、
あちらのことは気にしなくて大丈夫です。
ちなみに、着物の方もたまに見かけます。
イメージとしては、都心にある映画館の中と同じくらいの服装と思っていただくと良いかと思います。
3階席のとき
3階席だと、少し趣が変わります。
オフィスカジュアルよりは、
お出かけ仕様になります。
洋服なら、
ワンピースにネックレス合わせて
ちょっと良いところでランチするときにも使えそうな物
になります。
また、
着物なら、
正絹の小紋に名古屋帯でお太鼓結び
ですね。
(私には、3階席でもウールや木綿の着物で行く勇気はない。)
ちなみに、今月はお正月だったので、
いつもより華やかめにすべく、
名古屋帯だけど金糸の格がそれなりにありそうな物を締めていました。
※着物も初心者なので、このコーデが正解かは不明。
ちなみに、
着物の場合は、
「着物警察」
という
それはそれは恐ろしいものへの警戒が必要なため、
コーディネートに気を使います。
歌舞伎座は着物の方が多いので、
警察遭遇率高そうなので。
まだ私は一度も遭遇していませんが。。
2階席のとき
私は一度しか2階席に入ったことはないのですが、
その時は、いつも3階席で着ているのと同じような服装にしました。
なお、そのときは、長い演目があったので、
辛くなるので着物はやめました。
ここ、大事です。
歌舞伎の演目の中には、
一幕で2時間近くかかるものもあります。
着慣れない人が着物など、
窮屈になりかねない服装で行くことは、
絶対やめたほうがいいです。
ファッションショーしに行くのではなく、
歌舞伎を観に行くのですから。
1階席のとき
私は高級ホテルのレストランに行くときのイメージの服装にします。
本来は何を着てもいいのですが、
「周りが軽くドレスアップしているのに、自分が貧相な格好だと辛い」
と思うからです。
ちなみに、、
一階席だと強者がたくさんいるという噂もあり、
歌舞伎座で、着物警察により嫌な思いをしたという方は、一階席の方が多いように思います(個人の感覚ですが)
私は2月の歌舞伎座は、
昼の部も夜の部も1等席を買っているので、
着物で行くか、
かなり、
かなり、
悩んでいます。
着て行くなら、
訪問着に格の高い帯、
とにかく無難なコーデ、
にしますが、
「折角の1等席なのに、着物警察に怯えるのもなぁ、、」と。
結果は来月お伝えします。
公式見解は?
歌舞伎座を運営している松竹に問い合わせると、
「ドレスコードはありません」
と回答を受けます。
歌舞伎役者さんもよく
「服装は気にせずに、気軽に歌舞伎を観に来てください!」
とおっしゃります。
なお、直近で、歌舞伎座の支配人さんが答えた記事では、以下のように、言及されていました。
「劇場って、ハレの場なんですよね。ドレスコードはありませんので何をお召しになっても自由です。でも、せっかく歌舞伎座にお越しいただくのですから、ご自分の中のちょっとしたお洒落、よそ行きの気持ちで、その日1日のワクワクを楽しんでいただけたうれしいです。ぜひ歌舞伎座で、楽しい時間をお過ごしください」
とのこと。
これがすべてかなと思います。
私はワクワクしたいし、
舞台と一体化できる気がして、
着物でいくのが好きですが、
それは人それぞれ。
ちなみに、もう一つ公式見解に近いものをご紹介。
こちらは、歌舞伎公演の最強の公式お助けアイテム、イヤホンガイドの会社のnoteの記事です。
一部、抜粋します。
「ドレスコードはありませんので、基本は皆さんお好きな格好で観劇を楽しんでいらっしゃいます。」
「シャカシャカと音のなる素材の服(ウインドブレーカーなど)、お子様の光る靴、高い位置でのお団子ヘアーなど、周りのお客様の迷惑になりそうなものは避けましょう。お団子ヘア―は盲点ですが、後ろの席のお客様の視界を遮ってしまうのでNGです。帽子は、客席内では脱いでご観劇いただきます。」
私は、他の界隈の推しの舞台のときも含めて、
髪型はかなり気を使います。
美容室でセットしてもらうときも、
「絶対に頭からはみ出さないようにセットしてください!!!」
と強調します。
後ろの席の方の迷惑になるので。
迷惑ついでに言うと、
観劇中は背もたれに背中をピッタリつけて観劇することは必須です!
背もたれに背中をピッタリ付けられない事情のある洋服はNGです。
着物のときは、
お太鼓結びなど背中を付けられる結び方にして、
お太鼓が座席にめり込む勢いで座るようにしています。
背中をつけて観劇。
観劇中はスマホの電源はオフ。
この2つは、
歌舞伎以外も含めて、舞台に行くなら、
絶対に守るべきマナーです!!!
脱線してしまいました。。
以上、服装のお話でした。
ここでたたみます。