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ゲストをもてなす上手な婚礼料理の選び方

結婚式に招待されるゲストにとって、料理は一番の楽しみです。ですが、いざメニューを決めるとなると、招待するゲストの好みや、料理のランクや種類も様々で、どういう料理を選べばよいかわからないという方々も多いです。

今回はおもてなし料理の選び方のポイントや料理の種類・ゲストの本音などをご紹介いたします。

人気の料理はなに?

披露宴で人気の料理ジャンルは「フランス料理」。普段口にする機会が少ないということ、披露宴の際に料理がより式を華やかにしてくれるから、というのが人気の理由なのだとか。

しかし、様々な年齢の方が参加される結婚式。ゲストにおもてなしする婚礼料理に何を選ぶかで披露宴のコンセプトが変わることもあります。

そんな婚礼料理として主に選ばれているのは以下の4種類。
・フランス料理
・日本料理
・和洋折衷料理
・イタリア料理

この料理について詳しく解説していきます。

フランス料理

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フレンス料理は婚礼料理の王道ともいうべき料理。歴史を辿れば、元々貴族料理ですから、非常に見た目も華やかです。使う食材も、フォアグラやキャビア、オマール海老など、高級食材を多く使用する事が多く、その非日常感にゲストは喜びます。特別感・高級感は格別です。

味ははっきりと濃いい目の味付けが多く、ワインなどお酒にもよく合います。盛り付けの見栄えも、様々な色の野菜をふんだんに使うので、豪華で、宴席にはぴったりです。フランス料理の平均的な品数は7~10品ほどです。

〈一般的なコースの構成〉
アミューズ(前菜の前の逸品)
前菜   (魚介や旬野菜の冷たいサラダ)
パン  (お替り自由が多い)
スープ (野菜のスープなど)
魚料理 (白身魚のグリルなど)
グラニテ(お口直しの氷菓)
肉料理 (牛もも肉の赤ワイン煮など)
チーズ (プレートで好きな物を取るスタイル)
フルーツ(旬のフルーツの盛り合わせなど)
デザート(ビュッフェスタイルなど)

日本料理

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日本人では一番なじみの深い料理です。神前式など和装の結婚式であれば、料理も和で揃えたいものです。もちろん、洋スタイルの結婚式でも、的外れな選択ではなく、ご高齢のゲストからも喜ばれるのではないでしょうか。

お祝いの席にはお刺身や鯛など、親しんだ料理でおもてなしするのもおすすめ。

平均的な品数は9~10品ほどで、品数は多めですが、一つずつの量は少なめで、食べやすいコース内容になっています。式場によっては、お膳でまとめて出される場合もあります。

〈一般的なコースの構成〉
前菜   (紅白なますなど、縁起の良い冷菜など)
お吸い物 (松茸などの高級食材)
お刺身  (日本人に慣れ親しんだ刺身)
季節の煮物(季節野菜の炊き合わせなど)
焼き物  (鯛の塩焼きなど)
揚げ物  (えび真丈などのすり身の揚げ物や天ぷらなど)
蒸し物  (鯛のかぶら蒸しなど)
お口直し (さっぱりとした酢の物など)
ご飯・味噌汁・お漬物
水菓子  (わらび餅などの甘味)

和洋折衷料理

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和洋折衷は、文字通り和と洋、それぞれの様式を織り交ぜた料理です。様々なゲストの年齢層にも合い、お箸があらかじめ用意されているので、食べやすさも魅力のひとつです。

式場によっては、和・洋・中を選ぶこともできます。ゲストの顔ぶれを思い浮かべながら料理のリクエストをすることも可能。平均的な品数は7品ほどです。

〈一般的なコースの構成〉
先付  (前菜の前の逸品)
前菜  (洋風な前菜料理)
お吸い物(松茸などの高級食材)
刺身  (日本人に慣れ親しんだ刺身)
魚料理 (鯛の焼き物など)
肉料理 (ローストビーフなど)
デザート(イチゴのパルフェなどのさっぱりしたデザート)

イタリア料理

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料理を重視するカップルなど、式場ではなくレストランで結婚式を行うケースもあります。フランス料理や日本料理よりも、カジュアルでアットホームな披露宴が出来ることが特徴です。費用も比較的リーズナブルな所も多いです。

平均的な品数は6〜7品ほどです。

〈一般的なコースの構成〉
前菜 (生ハムとフルーツを使った冷菜)
スープ(ミネストローネ)
※トマトベースの野菜のスープ
肉料理(子羊のロースト・トマトソースかけなど)
魚料理(白身魚のグリル)
パスタ(旬野菜と魚のペペロンチーノなど)
ドルチェ(イタリア語でデザートの意味)
※ティラミスなど

料理の予算は?

結婚式においての料理や飲み物の料金の仕組みはご存知でしょうか?

多くの式場のプランでは、1万円・1万5000円・2万円という風に金額別にコースが用意されていることが一般的です。各コースごとに、料理の品数と内容は決まっていますが、式場によっては、1品増やしたり、一部の料理をランクアップしたりと、希望を伝えることができます。

飲み物は、料理と料金がセットになっている場合と、別々の場合があります。一般的には、3000円~5000円で、フリードリンク(飲み放題)が相場です。種類も決まっていて、ビール・ワイン(白・赤)・カクテル・日本酒・ウイスキー・焼酎・ソフトドリンクが定番です。

大衆の居酒屋でのフリードリンクと比べると、それほど多くの種類は入っていませんが、取り扱っているお酒やソフトドリンクの銘柄はとても高級なものや質の良いものが多く入っています。

しかし、ゲストがそれ以外の飲み物を追加注文すると、別料金がかかる事があるので、こちらはしっかりと把握しておきましょう。

注意しておかなければいけないのが、フリードリンクの価格が安い場合です。安いからと言って飲み物の種類が少ないフリードリンクを選ぶと、ゲストの追加注文が増え、かえって費用がかさんでしまうことがあります。

メニューの中身を変えれる?

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料理のジャンル、予算が決まったら、決めた範囲内で、可能な限りのボリュームと内容の調整をしていきましょう。

コース内容は、事前に会場で決まっている事がほとんどですが、よりゲストの趣向や、自分達のこだわりを出したい場合、内容を調整する事が出来ます。

お酒が好きなゲストが多い場合、コースのデザートやビュッフェなどをやめて、フリードリンク内容を充実させる。

メイン料理に自分達のこだわり食材を入れたスペシャルな1品にしたい場合は、アミューズやお口直しをやめて、その部分の費用をスペシャルな1品に充てるなど、やり方は様々。

決められた予算内で最高のおもてなしをする事も、大事なパフォーマンスです。

料理が特別な演出にも!

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一般的には、先程も言ったように、決められたコースを価格帯で選ぶものがほとんどですが、最近は新郎新婦に関するオリジナルメニューに対応してくれる式場が増えています。

例えば、出身地が同じ新郎新婦には、二人の地元の食材や郷土料理を。二人の共通の好きな食べ物や思い出の料理をコースの中に入れ込んでご紹介。

このように、やり方は様々ですが、コースの中に、自分達のストーリーを入れ込む事で、ゲストと同じ時を同じ幸福な気持ちで過ごせる為の演出も出来ます。

その他にも、オープンキッチンの会場で、料理がリアルタイムでご提供される演出や目の前でローストビーフなどがご提供されるカッティングサービスなど、ゲストの皆様に楽しんで頂ける演出もあります。

まとめ

結婚式において、料理はゲストの楽しみの一つです。自分達にとっても、ゲストへの感謝の気持ちを表し、思い出の深い結婚式にしていく為の大切なアイテムになります。ゲストの嬉しそうな顔を思い浮かべながら、二人で計画を立てましょう。

晴れて夫婦となり、落ち着いたころに、「あの時と同じ料理を食べに行こう!」と式を挙げた場所へ、同じ料理を食べに行くのも素敵なのではないでしょうか?人生の大切な1ページに大切な料理の思い出を刻んで行きましょう。

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