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悔しい日 議員の声は市民の声 どうか忘れないでください。 -第9次安城市総合計画-

※安城市始まって以来最多のパブリックコメントが集まりました!その大半を集めた自負があります。私に協力してくださった皆様、本当にありがとうございました‼️諦めずに、これからも声を届け続けましょう。

さて、今日1月19日、第9次安城市総合計画についての審議会が開かれた。来年度から8年間に及ぶ市の最上位計画についての最終審議の場だ。

出席者は、市長、副市長をはじめ各部長陣、社会福祉協議会、学識経験者や公募市民による審議会委員。庁内のトップ職員が出席したこの重要会議にもかかわらず、用意された傍聴席はたった5席。市ホームページの審議会一覧にも、この会については告知がなぜかなく、市民に開かれた場であったとは言いがたい。

結論から言うと、残念な審議会と言わざるを得なかった

これを文面で説明するのは非常に難しい。かなりデリケートな問題である上に、時系列での説明が必要である。しかし、そこを端的に説明してみたいと思う。

この総合計画を話し合う上で、市役所の中で行われた話し合いの経過を記す。

◼︎11月上旬、全議員協議会が開催。議員による第9次総合計画案への質疑が議場で行われた。これは通常の議会同様に市長を始め執行部が勢揃いする議場において、議員が執行部に質問を行い、執行部が市の見解を答弁するというもの。

◼︎全議員協議会を経た後に1ヶ月間(12月初旬締め切り)のパブリックコメント期間が取られ、市民からの意見が収集された。

◼︎集まったパブリックコメントは過去最多!!!
45人から400件の意見(内、私が集めた声は25人。)
(8年前の第8次計画の際は6人から45件)。
私は25人の声を集めるために、150人ほどの市民に声をかけて最上位計画のことを伝えてきました。つまり、私はこの件に関して民意を呼び覚ます活動をした。これまで市役所に声を上げたことのない素朴な市民の声を、この機に市役所に届けたかったから。一人一人、「関心事はないですか?」と聞いて、私のバイアスがかからないようにとても気をつけながら集めた尊い意見です。

しかし非常に残念です。
まず初めに担当課からは、この尊い意見が、尊くあつかわれたとは判断できない総合計画案が提示されました。その上、この市民の意見を一週間前には資料として受け取っているはずの審議会委員からは誰一人として、この生の市民の声に対して感想も意見も上がらなかったのです!!!!!

すごい会ですよね。だって、この最終の審議会は、パブリックコメントを受けて、市民の声を受けて、市役所執行部と審議会委員の皆さんが改めて総合計画を吟味する最終会議なんですよ!!意見が一言も出ないって、どう言うことですか?!意見を言うために集まった人たちなんですよ。一言くらい感想なり、市民の声に対しての反応はできますよね?!非常に残念です。ものすごく残念ですよ。(しかし、審議会委員の方もかわいそうだなと思う点が私にはありまして、市役所側が事前に論点を整理した上でパブリックコメントを提示していれば、審議会委員から意見が出たと思うのです!その理由は下記です。)

そして、最も残念だったこと。
それは、11月に行われた全議員協議会(議員が議場で行った質疑)での協議内容が全く審議会委員には周知されていなかったことが判明いたしました!これは、審議会の副会長にも言質をとり、担当課にも言質をとりました。
なぜ、私たち市民から負託を受けた代表である議員のした質疑、論点、それに対する執行部の答弁を、こんな大事な場所で共有しないのか!

そして最も残念と言うか、悔しく思ったことは
私が全議員協議会の場で行った質疑において、執行部からはこのような回答を得ておりました。
「アレルギーの文言が総合計画案に入っていない件については、これから行われますパブリックコメントを受けて再度役場内で協議し、審議会でも審議いたします」と。
であれば、なぜ!そもそもこのような経過を辿ってきたことを丁寧に審議会委員には説明すべきだと思うし、アレルギーに関しての意見が全体の何件あったのかを示したり、具体的な声を列挙するなど論点を明確にして吟味すべきだったはずである。なぜそうしなかったのか!

これは、議会への冒涜。市民への冒涜ではないのか。

会の終わりに、審議会の会長と副会長がこのような発言をされておられた。
「パブリックコメントが400件。こんなすごい数の意見をほかの市では見ない。市民からの安城市への注目度の高さがわかる。他市にもこの安城市のあり方は誇らしく伝えたい。注目を集めた素晴らしい計画だ」のような発言が並んでおられましたが。
 件数が多いから計画がいいと言うロジックは成り立ちませんよ?!最も重要なことは、どんな意見が書かれていたのかをしっかり読み解き、計画案に反映させることが審議委員の方々のお仕事だったのではないでしょうか?
 そしてもっと言うと、自動でパブリックコメントは集まりません。私と すば康貴議員と市民活動をされている主婦の方、私たちが連携してパブリックコメントを集める会を開いたり、個人が丁寧な活動を行ったからの結果がこの数字なのです!これは、安城市の政策が市民から注目を浴びているからではないのです!!!!どちらかといえば、ただならぬ、市民からの警告なのですよ。私たち市民の民意が、この最上位計画のどこに反映されているの?!(反映されていないじゃないか!)と言う、心の叫びに他ならないのですよ!!だから意見を出しているのです。
 仮に他市で、審議会の会長様方が挨拶で話されたようなことを情報共有をされるのであれば誤解があることですので、事実を述べさせていただきました。

長くなったのでそろそろまとめますが。
今回パブリックコメントを受けて修正が行われたのは400件のうち20件のみ!その8割方は文言修正で、「地域住民の表記を、市民に変えました」などばかり。そのようなものの一つに、「協働とはどういう意味ですか?」の声に対して市が注釈を加筆いたしましたので、その注釈をここに記し、今後の市長をはじめ執行部の方々の姿勢に期待とさせていただきます。

『協働とは、市民と議員及び市長、執行部が互いに協力してまちづくりに取り組むということ』

◼︎1月19日現在
 議員にはパブリックコメントの詳細はまだ開示されておりません。11月全議員協議会での議員による質疑が審議員に共有されていないことは、議員は知りません。今日の審議会があったことは、一階庁舎入り口の本日の予定にも明記がなく、ホームページにも記載がありませんでした。広く市民の目に触れる場とはなっておりませんでした。

さて、あなたが市長なら、十分に民意は反映できたと感じられますでしょうか?もしくは、市長からの十分な説明責任は果たされたと感じられますでしょうか?

一人一人がもういい加減、しっかり考えましょう。
私たちは、生きています!!!
市民は声を発していいんです!

さぁ、自分の街は、自分たちでちゃんとチェックする時代がきました!
今年私は、もう臆することはしない。
どこまでも市民目線だからこそ、私は自信を持って発言することを選択します!

それはとても怖いことでもあるんです。
私は名前も顔も晒しています。
子供を育てるお母さんです。

でも、ありがたいことに4638票の市民の負託を得ました。だから、私は意見を言います!!
言わなければいけない立場だから。
私の声は、あなたの声だから。

何かを怖がるより、動き始めよう。

皆様、いつもありがとうございます。
パブリックコメントくださった方々、本当にありがとうございました!!!必ず私が、皆様のそのお気持ち、成就させていきますからね!!!
期待してください。頑張ります!

野場はなよ🌻

安城市のホームページ。審議会一覧に1月19日の第9次総合計画審議会が案内されていません。市民にとっての最上位計画です。なぜ一覧に載せなかったのでしょうか。

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