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【警察エッセイ】プロ警察

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の個人主義者。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、自分が結果を出す事に没頭していますかい?

『一人で仕事をやっているワケじゃないから組織として結果を出す事が大切だろ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、他国はどうか分かんないけども、日本という国は古くより個人主義よりも全体主義が大切と説かれてきたよね。

それ自体は何の間違いでもないと思う。

チームで動く以上和を乱す様なワンマンプレイヤーはいらんし、チームプレイに徹する人が評価されて然るべきだよね。

でもさ、こんな事言ったら嫌われると思うんだけども、『誰かの為に〜』とか『みんなの為に〜』って常々言うのってや何かキモくない?何ていうのかな、大切な事だけども、わざわざ口に出さんでもええやんって思っちゃうのね。

あと、本気の本気のマン振りで他人の為に何かをやるって人ってそんなにいないと思うんよ。決して悪い事じゃなくて、人間ってどこまでいっても自分が可愛いと思う生き物だから、誰かの為にやると言ってもまぁまぁの割合で自分の事を考えていると思うのね。

ソレって中途半端だと思うのね。

誰かの為にと言いながら自分の為にやっているって事は色々と分散されているワケじゃない。だったら、初めから自分の為だけにやった方が結果的に組織の為になっていると思うんよ。

花山は結構野球が好きで、特にイチローと落合博満が好きなんだけども、インタビューとかで両者は『プロなんだからチームの為じゃなくて自分の為にやれ。』って事を言っていたのね。野球というチームスポーツでプロのトップの人達がそんな事を言うんだと正直を受けたんよ。

今回はそんな自分の為なハナシ。


■プロ警察

警察に限ったハナシじゃないけども、組織で働いていると個人よりも組織に徹しなきゃアカン事がほとんどだと思う。

そんで、どこからともなく『○○の為に』という言葉が出るよね。

でも、よく考えてみてほしいけども、余っ程の嫌われ者や捻くれ者は置いておいて、組織で結果を出している人って個人主義者の人が多い気がしない?

警察組織でも、自分の事すらままならないのに誰かの為にとか言って中途半端な結果しか出せない人がいる一方で、自分のやるべき事に徹している方が良い働きをするんよね。

荒れた現場や逮捕現場だとソレが顕著なんよ。

良い意味での個人主義の人って基本的に動き出しが早いし、自分のチカラを出すのが上手いんよね。

どの職業もその仕事でお金を稼いでいる以上はプロなワケだから、プロとしてやる以上結果が全てじゃない。そんで、組織を束ねる人もそこをちゃんと評価しないとアカンのよね。そこに人柄とか感情とかを入れちゃうからワケの分からん事になって、結果を出していた人達が結果を出せない環境になっちゃうんよ。

というか、下っ端のイチ個人が全体の事を考えてもどうしようもない事がほとんどなんよね。全体を見なきゃアカンのは組織を束ねる人。

全体を見て責任を取れる人のもとに結果を出す個人が集まった組織がホントのプロ集団だと思うんよね。

■まとめ

足並みを揃うって聞こえはいいけども、能力の平均化をするって事はデメリットでもあるんよね。

花山は昔からある、結果より過程が大事という過程主義にはずっと納得いかないんよね。特に大人になったら、結果しか見られないじゃない。

失敗の過程も大事だけども、成功という結果が出せてこそだと思うんよね。

今回は以上となります。
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花山 烏一/ハナヤマ ケーイチ
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