No20. 株式市場マーケットの組み立てについて
No18に記載しましたが、投資スタンスや投資銘柄によって、失敗ということはなくすことができますが、実際には、自分に合った投資スタンスや、投資する商品というものが存在すると思います。
例えば、分散投資をする際に、米国株の有望な銘柄を1単位づつ買うと、かなりの資金量が必要になりますが、投資信託などで代替すれば、ある程度、主要銘柄のパフォーマンスは享受できます。投資信託の魅力は、少ない資金で、投資できる対象商品のパッケージのパフォーマンスを享受できるところとなります。
また、株価指数インデックスのETFなどの投資は、個別会社のクレジットリスクを軽減することができるため、納得のいく市場への投資行動となります。これもまた、日経平均225など、そのすべての株式を購入するには、多額の資金が必要であるため、少額投資ができるメリットでもあります。
一方、今挙げた投資信託や市場インデックスの投資のデメリットは、大きく値上がりする期待が個別銘柄に比べて低いことでしょうか?配当などが再投資されがちなことでしょうか?株主優待がない点でしょうか?
それらは、いわゆる個別銘柄のメリットというか、期待値が逆にないということになります。
次は、投資スタンスの問題です。
投資して、それが気になって、一喜一憂する人は、投資する前に『一種の覚悟』を決めているかが重要です。
長期スタンスと言いながら、100万円の投資が120万円になれば、売ってもいないのにお金の使い方が荒くなったり、100万円投資が80万円になったら、怖くなって解約するとか、毎日の数万円の上げ下げが気になって、仕事が手につかなくなる方もいらっしゃるかもしれません。
そういう方々は、始める前の覚悟が定まっていないというか、定めていなかったのだと思います。
私の場合が参考になるかどうかわかりませんが、私のスタンスは、株価指数の日足や週足や月足の位置関係で投資金額が異なります。
株式は下がっている時に買い、上がっている時に売るものです。そして、上がる局面は、お金が株式に向かいやすい環境であり、下がる局面はお金が逃げる環境時です。それに対して、逆張りをしています。
現状は、月足では下げ始めの局面、週足では戻り確認、日足では上げ局面です。
ちなみに8月上旬は月足では下げ始めの局面、週足では下げ局面、日足では下げ過ぎ局面でした。これらの判断はオシレーター系のテクニカル判断で見ています。
基本ベースは週足で判断し、日足で修正していく感じです。
今日2024年9月24日だと、週足で戻りが中段程度で、日足では高段に入りつつあります。こういった状況で、新規投資はせず、徐々に売って外していきます。
https://www.nikkei.com/smartchart/?code=N101%2FT&timeframe=1y&interval=1Week&upperIndicators=psar%2Csma&lowerIndicators=slowstochastics&eventsShow=1
を参考しみて、これまでの投資をどのタイミングでしていたか?自分の投資を知ることも大切だと思います。
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