No21. 歳を取ると天気の話をするのは何故?
歳を取るにつれて、天気が良いとか、良い気候だとか、天気の話をすることが多くなる。若い人にとっては、なぜ歳をとっている人は天気の話をよくするのか?不思議かもしれない。実際、私が若い頃に営業で個別訪問している際でも、多くの方々が天気の話をしていた。
今になって、わかってきたことだが、朝起きて、良い風が吹き、真っ青な空に白い雲が流れていると、今日はいい天気だな〜としみじみ思うのである。
人は、歳を取るにつれて、世間様の助けがあって今の生活が成り立っており、太陽が出ていることで食物が育ち、洗濯物が乾き、多くのエネルギーをもらっていることに感謝の気持ちが芽生えてくる。
年齢も人生の後半になってくると、朝起きて、生きていることに感謝して、良い天気に感謝して、今日も一日、平和に健康に過ごせる喜びや幸せを感じている。
そういった気持ちは、人生の晩年になればなるほど、感じるものである。
何歳になっても、これまでの人生を変えることはできず、今ある自分は今までの自分が築いてきたものであり、誰のせいでもなく、でも、多くの方々に支えられながら生きてきた人生なのである。
朝起きて、天気に感謝する気持ちを持てている今に感謝したい。
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