No.25 社会人となった人々へ
社会人と学生の大きな違いって何かを考えると、、、、、
社会人としての、成人としての義務が発生することだと思います。
それは、
納税の義務
勤労の義務
教育の義務である。
裏を返せば、
未成年は、納税の義務もなく、勤労の義務もなく、教育を受ける権利がある。と言うことで、
これまでの、社会から与えられてきた人生から、与える人生に変わったと言うことです。
未成年の時代は、小学校6年間、中学校3年間の義務教育で、そのペースで学問を与えられ、それを理解していく作業が続く。
高校では、自分に合ったレベルや目的に応じた選択をして学び、大学とか社会とかの選択時期が来る。
成人になるまでは、その多くが社会から与えられた仕組みの中で生かされ、成長していくのである。
そう、社会人は、これから自分で設計し行動し進んでいく時期に突入していくわけである。
さて、社会人として、どのような設計をしていくべきか!?
私は、若い方に質問をします。
昔、通っていた小学校の校庭を思い浮かべてください。
その土の校庭に10メートルを全て掘るとしたら、どのように掘っていきますか?(シャベル1本で掘ります、掘った土は消えて無くなることを前提とします)
皆さんは、どのように校庭全部をシャベル1本で掘りますか?
そう質問した時に、これまで色々な回答を聞きました。
端っこから掘っていく
露天掘りのように、中心から掘っていく
まず掘る前に全体の面積を測って、どのくらいかかるか計算する
1箇所を10メートル掘り進む
ところどころ掘っていく
1箇所を10メートル掘り進んだら、掘った穴からどうやって脱出するのでしょうか?
ひょっとすると、10メートル掘り進める人は、何かに集中して、周りが見えないくらい突き詰められる方なのかもしれませんが、世間に出ることはできないくらい、オタクな方かもしれません。
掘る前に全体を測る方は、計画性のある方かもしれません。
私は、まず全部の土を掘る必要があるのか?と考えてしまいます。
自分の体が入る穴を1メートル掘り、少し間隔を開けて、また1メートル掘ります。30センチではダメなのです。50センチでもダメ。
1メートルくらい掘れば、隣の1メートルの穴との間の土の壁は、掘らずとも足で蹴ると崩れ落ちます。
掘らなくても、土は崩れて無くなるわけです。
何を言いたいかと言いますと、人は多くの知識を得なければなりませんが、ある一定の深掘りをすることが必要で、その努力をすることで、他のことを深掘りする際に、こーだったのか?とかの応用という閃きがあると思います。
何事にもある一定の深掘りをしていくことで、他の理解に対しても応用力によって、理解が早くなると思います。
そういった訓練を日々していくことで、しない人よりも少しずつ人生の角度が高まり、最終着地点では、かなり大きな差になってくることを信じて生きていくべきだと思います。
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