寿命

人の寿命とは

人間は平均80年くらい生きる動物である。しかし、病によって、若くして命を絶ってしまうこともあったり、臓器が最後まで生き延びて最期を迎えることもある。
そう考えると、若い時に病になったり、不慮の事故で生死を彷徨う時に、医療によって治してもらうこともある。
その時は、延命処置を施してもらったと言える。
昔なら亡くなっていた状況を現代医学で延命できたのだ。それによって、少なからずの時間を得ることとなる。
そうして得た時間は、これまでにない、考えたことのない、かけがえのない時間へと変化するのではないだろうか?
人はよく、『死んだつもりで頑張る』と言うことがあるが、まさしく、死んでしまっていた人生を取り戻せた時の感慨は、その立場に立った人間しかわからないことだと思うし、でも、その気持ちは、その時に感じた気持ちを永遠に、その状態で感じ続けることも難しいのかもしれない。

極端な話だが、死んだつもりの気持ちで今を生活することは、今を生きていることに感謝しながら生きると言うことになるのだろう。

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