No.22 9月までの円高、でも10月も
FRBが0.5%の利下げを行い、警戒心が解けた環境となって、ドルは反転し、株母も戻り歩調となっている。
今回の利上げが0.25%ではなかったことが、当分は景気指標を睨みながら金利状況の変化を見る時間が創出された感じである。
日銀も前回の改憲後の急激な円高株安の動きに懲りたのか、穏やかなコメントに終始し、市場にとってはフェイバーな環境作りに奔走した。
昨日、中国の景気対策により、中国株関係は軒並み大幅高となった。
短期的に市場にとって良好なイベント結果となったが、これらの動きは、改めて考えると、米国、中国の景気が良くないことを示しているのは事実であり、特に米国景気が良かったことで、中国景気が底割れしていなかった状況から、米国の景気後退になり、中国は独自の景気対策を打つしかない選択肢となったとも言える。
どるインデックスが100を下回ることなく、止まって反転している状況だが、保護貿易だけで米国株式が維持できるのか?やはり、中国の状況が気になって仕方ない環境になってきている。
10月への警戒心は、未だ拭いされないのである。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?