二年前からの謎が解けた瞬間。
さなコン、一次通過ならず!
今回は「ああ、そりゃそうだよね」という気持ちがあったので、それほどショックではなかった。
通過しないと思うようなものを応募したのではなく、応募後に冷静になってみると、「あれはたぶんダメだな」と思うのだ。
応募前に客観視できれば、いいのになあ。
でも、楽しく書けたし、読んでくれた人もいるので、それで良し!
で、児童向けの公募。
今年からまた本腰を入れよう! と思って書き始めたんだけど。
とりあえずは改稿作を応募、とか思ってたんだよ。
気に入ってる応募作があって、一昨年ぐらいに角川つばさに応募して一次通過しなかったやつ。
あれを改稿して、別の公募に出そうと思っていた。
設定は気に入ってるから、問題はストーリー(クライマックス)とヒーロー(主人公と恋仲になる男の子)かな、と考えて修正案を考え、そして書き始める。
書いたのは自分だからどういう話なのかは、ざっくりと覚えてはいた。
細かいところは修正しながら読み返していたんだけど……。
これはいかん!
この応募作、ちょっと謎解き要素みたいなものが入ってる。
いや、謎解きというか、登場人物が勝手にささいなことを事件だと思い込んで話を進めていくだけなんだけど……。
それでも、ヒーローキャラが刑事にあこがれているので、ちょっとこう、謎解きみたいな雰囲気があるんだ。
それなのに……。
ヒーロー「あなたは昨日、〇〇と言っていましたね?」
言ってねえ!
↑みたいな矛盾が多くて。
全員からスルーされた重要な問題点とか。
今、問い詰めるべきなはそこじゃないよね問題とか。
とにかくちょっとじゃなく、たくさん出てくる矛盾。
これは、謎解きどころか、謎しかない!
そして永遠に解決しない!
私はこういうの向いていないんだ。
自分が刑事ドラマやサスペンスとか、あと推理ものだって好きだから書けるとは限らない。
いや、書けそうもないとは思っていたけど、まさかここまでダメだとは……。
それにしても、こうして読むまで、正確には二年ぐらいの間、「あの応募作はなんで一次通過しなかったんだろう?」と思っていたけど。
これじゃあしないよなあ。
原因が分かって良かったかな。
あと、私は謎解きを書くのは向いていない。
設定はやっぱり気に入っているから、それだけ残して0から書くのが早いかなあと思っている。
もちろん謎解き要素は入れないよ!
色々な意味で迷宮入りしてしまう。