自分のためにコバルト短編の傾向と対策を考える。
ついさっきフォルダで確認したら、コバルト短編に初めて応募したのが2014年、コバルト短編に欠かさず応募するようになったのが2015年(2018年頃の2月に一度応募休んだけど)つまり、もう「欠かさず応募しよう」と決意して5年が経過していた。
コバルト短編に応募したのは合計38作品、思ったより少ない。そして、もう一歩に入ったのは11作品。うーん。よく続いているよな。
コバルトの企画で入選とかもらっているとはいえ、それも数年前のことだ。ノベルはここ数年、一次通過するようになったがぶ厚い二次通過の壁。一度も二次通過したことないんだよなあ。
それよりもなによりも、やっぱりコバルト短編、入選したいよね。受賞したいよね。それより先に最終選考とかいってみたいよね。それより先にって言ってるけど、最終選考の壁がまず高い……。高すぎる。
「これは傑作だから受賞か最終選考でしょ」というのが選外というのあるあるで。コバルト短編はほぼカテエラなしだと思っているので、今までラブコメ、青春モノ、家族もの、SF、ファンタジー、ホラー、サスペンスと色々なジャンルに手を出したものの、私の場合はコメディ寄りのハッピーエンドの作品がもう一歩に入りやすいとわかった。
あと、他の人と絶対にアイデアがかぶっていないだろうと思えるのも大事。でもあまりにも突拍子もないアイデアだと選外になる。これはどこもそうか。リアリティは確かに大事だ。でも、そのさじ加減が難しい。
で、前回、一年以上ぶりにもう一歩に入れてふと思った。いやもうこれさ、「絶対に入選するぞ」じゃなくて、「コバルト編集部に向けておもしろいと思える作品を書く」というスタンスで続けるしかないな、と。受賞作を読むと、自分の実力が足りていないんだなというのはよくわかる。でも、ここでやめたら、もったいないというか、せっかく続けてきたのに。
上には上がいるのは知っているが、5年も続けていることなんて私ないしなあ。仕事の次に長く続けてることだなあ。
でも、一年に一度だけ「もうコバルト短編に応募するのここでやめようかな」と考えてしまう時がやってくる。これが倦怠期か。でも、私が今、こうして作家志望を続けていられるのも、コバルト短編に鍛えられたからだと勝手に思っているので、やっぱりこれからも続けたい。
これからも続けるためには、入選を意識するのではなく(意識するとアイデアが出なくなったり書けなくなるタイプ)、私が最強におもしろいと思うものを楽しく書いていくのがいいんだろうなと思った。
ここまで書いて思ったけど、傾向と対策でもなんでもないな。