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書籍デビューから一年! もう一つの誕生日おめでとう、自分!
※この記事は7月14日に加筆修正しました。
とっとと成仏してください!①の発売日が去年の今日、7月13日なので、今日で私はデビュー1周年!
1年の間に、成仏を4冊出させてもらえた。
もう新人作家って名乗っていいのかな……。名乗るだけならいいか!
1年、あっという間だったなあ。
成仏①が刊行した時、「4巻が出るとしたら、ちょうど今頃ですね」みたいな話を担当さんとしたんだけど、遠いようですぐだったな、1年。
濃い1年ではあったんだけどね!
10代の頃に、20代の友人が「20歳はあっという間だよー」と言ってて、本当かなあと思ったら本当にあっという間で、30代なんてあっという間だよと聞いて……以下略。
年を重ねるにつれ、一カ月が一瞬で過ぎていく。
一年は本当に早かったなあ。
思い出せば色々とあるんだけど、なんだろうな、一カ月がそもそも早いと、「長かったなあ」とかいう実感もないし。
このままだと、「一年って早いね」というまったく中身のない話だけで終わってしまう。
いや、いつもnoteの記事って中身があるわけじゃないんだけど。
そして……。
とっとと成仏してください!は四巻で完結です!
担当さんに「完結ってnoteとかに書いていいですか?」って聞いたら、発売後なら良いですよと言ってもらえたので。
ああ、成仏がとうとう私の手から完全に離れてしまった……。
だけど、悲しんでいる場合ではない!
ポプラキミノベルで二作目が出せるように頑張ろう!
で、もう初稿の必要もないわけだよ。
めちゃくちゃ時間があるんだよー。
ライターの仕事を書籍化準備で減らしたら、仕事こなくなっちゃたし。
ただ、ライターの仕事は1カ月10万文字だったから(しかもこれで文字数が一番少ないほうらしい)さすがに刊行作業と重なるとキツくて。
だからまあ、書籍化のタイミングで一旦、やめようと考えてはいたから、計画通りといえば計画通り。
キミノベルで新作を進めながら、ライターの仕事をするのも考えてはいるんだけど。
今、本当にライター飽和状態、というのはお仲間から聞いてはいたけど、いやあ、本当、もう!
そして、ちゃんとした会社のライター募集は、「毎日1記事は書けますよね」的なことが応募要項に書いてある。
なにそれ怖い!
そもそもこんな中途半端な気持ちでライターに募集するのは良くないな、と思った。
探すのは続けるけど、ガッツリしたライターじゃなくて、もう少しゆるめのやつ(あるのか?)
まあ、そういうわけで非常に暇人なわけだよね。
暇なら小説を書く時間を増やせるのかと言えば、そういうわけではない。
特に私は、「いつでも書ける」という状態は非常にマズイ。
だからこそ、午前中はライターの仕事、午後から家事&小説(もしくは夜)というルーティンが最高に良かった。
でも、それは過去の話。
今はライターの仕事はない。
だからこそ、自分で計画的に一日を使わなければ。
とにかく書く時間をきちんと作って、ガッツリ書かなければ!
その理由は、私が三日以上小説を書かないと、小説の書き方を忘れるというポンコツ体質だからだ。
文章の書き方のリズムを忘れる、というほうがしっくりくるかな。
noteとかブログとかじゃダメらしい。
小説を書かないと、ぜんぶリセットされる。
だから、刊行作業中も時間があればショートショートだの短編だのに応募していたんだよね。
書き方忘れるから……。
で、成仏完結ということで、このタイミングで公募にも戻ろうと決意した。
もちろん、ポプラキミノベルが最優先だよ。
ポプラキミノベルで二作目を出してもらえることに、全身全霊は注いでいる。
でもね、ライターの仕事がなくて時間のある私はさ。
スマホで漫画読んだり、スマホで脱出ゲームやったり、スマホでSNS見たりして……。
今や立派なスマホ肘!
肘が痛くて……。よくあるんだってさ。
家事以外の時間はスマホってヤバいな……と感じてはいた。
でも今からライターに戻るほどの情熱はない。
作家しながらライターをする決意がないのだ。
じゃあ、どうすればいいか。
とりあえず公募でしょ!
公募で長編や中編を書くと、今よりも技術も上がるし、創作の刺激ってアイデアもたくさん出るようになる。
つまり、それが結果的にポプラキミノベルの新作の糧になるはず。
あと、私はもともと公募が好きで、新作を書いたり、過去作を改稿したりするのが本当に楽しくて。
可能性という名の種を自分で蒔くみたいで面白いんだよね。
うまく例えたつもりでいるけど、ちょっとわかりにくいなあ。
公募なら締め切りもあって、しかも結果発表近くでソワソワして、運が良ければ通過して、でも落選は正直きっついけど、でもやっぱり面白さのほうが勝ってまた書いて応募して……。
その一連の流れが楽しすぎてやめられない。
デビューしたら、公募やめるんだ!
なんて昔は思っていたけど、公募という沼にどっぷりはまってしまったらからもう無理だ。抜け出せない。
それになによりも。
ポプラキミノベルに私を育ててくださいっておんぶ抱っこじゃいかんのよ!
ただでさえ出版不況だと言われているっていうのに……。
他のレーベルでも本をだして荒波にもまれ、茹で卵みたいにつるっと皮がむけてきれいな状態で、ポプラキミノベルの新作に活かしたい。即戦力になりたい。
そのためにはやっぱ公募だよなー、という結論。
デビューから一年経過して、公募用の新作を書いたり、改稿したりして、見えてくることって本当に多いなあと感じている。
だから、次の目標は二年目も作家をしていること。
がんばれ、自分。
スマホに新しい脱出ゲームのアプリをダウンロードしたけど、それは今は起ち上げる場合ではない!