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ポートレイトのイロハ・・・その14「時間と気持ちの余裕で写真が変わる」

ポートレイトを撮るときに大切なのが余裕です。
シャッターを押すことだけにいっぱいいっぱいになっているようでは良いポートレイトを撮ることは難しいでしょう。

余裕と言ってもいろいろなことがあるでしょう。

時間的な余裕。
被写体を見ることへの余裕。
言葉、態度の余裕。
カメラ操作の余裕。
写真として仕上げることへの余裕。
などなど。

被写体に限らず撮影全般にいえることなのですが、特にポートレイトでは余裕が必要なのです。

なぜ特にポートレイトでは余裕が必要なのでしょう。
それは被写体が人間相手だからです。

余裕の反対は、焦り、慌ただしさというところでしょうか。
この焦り、慌ただしさが感じられる撮影現場ではモデルさんは伸び伸びと表現をすることができなくなります。

焦り、慌ただしさがモデルさんにも伝染してしてしまうからです。

実際にモデルさんからよくこんな話を聞きます。

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