写真がアートかどうかは何で決まるのか?
写真はアートなのか、そうでないのか、という議論があります。
絵画や彫刻などはゼロから作品を作り上げるからアート。
それに対して、写真というのはあくまでも目の前にあるものを複写するのだからアートではない、という考え方もあります。
ただ、写真芸術ということがあるように、写真はアートなのだという考え方もあります。
ある辞書によると、芸術(アート)とは、特定の材料や様式などによって美を追究、表現しようとする人間の活動、とあります。
つまり、カメラを使って美を追究、表現しようとするのが写真だということができそうです。
ですが、すべての写真が芸術(アート)だと言い切ることも難しい気がします。
たとえば、なにかある建物を建築している途中に、それを記録として撮った写真があります。
これがアートかといえば、多くの人はNOと答えるでしょう。
家族でご飯を食べにいったときの写真があります。
これもアートかといえば、NOでしょう。
ここから先は
862字
/
4画像
¥ 300
よろしければサポートをお願いします。 活動資金として使わせていただくほか、次の記事への励みとなります。 どうぞよろしくお願いいたします。