ポートレイトのイロハ・・・その13「モデルさんの決めポーズを撮らされてしまう本当の理由」
あるモデルさんを撮るときに、他の人が撮ったのと同じようなポーズ、表情の写真になってしまうことがありませんか?
SNSなどを見ていると、「ああ、このモデルさんの決めはこのパターンなんだな」と分かるくらい、同じような写真を見つけることができます。
ポートレイト初心者の人は、
「他の人と同じ感じの写真が撮れてなんとなく満足」
「このモデルさんを撮れば、いわゆるポートレイトらしいポートレイトが撮れるから良いな」
ということでハッピーかもしれません。
そういう意味では、決めポーズ、決め表情を自ら出してくれるモデルさんというのは撮りやすいのかもしれません。
ですので、モデルさんの決めポーズは決して悪いものではありません。
ですが、ポートレイトに慣れてくると、この決めポーズ、決め表情から脱して、自分ならではの写真を撮りたいと考えるようになるわけです。
そのために、しっかりとポーズや表情の指示をすることが大切なのですが、
実は指示以前の問題として、モデルさんが決めポーズ、決め表情を作ってしまう理由というのがあるのです。
その理由が解決できないと、そこから脱することができないのです。
では、その理由についておはなしします。
その前にまず決めポーズ、決め表情から脱したいという人がやってはいけないことからお話しします。
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