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ポートレイトのイロハ・・・その22「お肌に透明感が感じられる撮り方を教えます」

ポートレイトにおいて、「透明感のある肌」という言葉が使われることがあります。
もちろん透明ではなく透明感です。

では、透明感のある肌とはどういうものでしょう。

私が考える透明感というのは、血色がよく、お肌がすべすべしていて、くすみのない感じだと思っています。
それはちょうど赤ちゃんのお肌のような状態でしょうか。

この状態にしてあげれば、モデルさんから「透明感のあるお肌で素敵」と言われると思います。

そこで、私がやっている透明感のあるお肌の撮り方について説明したいと思います。

まずその前に、カメラの色作りの基本について少しお話しておきたいと思います。

デジタルカメラの写真はR(レッド)G(グリーン)B(ブルー)の光の三原色で構成されています。

ところが、カメラ内でこのRGBを直接的に調整する機能というのはほとんどのカメラにはないのです(富士フイルムだけがWBの微調整をRとBの二軸でできます)。

つまり、RGBの調整の代わりに、WBの色温度調整A(アンバー)ーB(ブルー)と、色かぶり補正のG(グリーン)ーM(マゼンタ)で色味を調整することになるのです。

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