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ポートレイトレクチャー「59.RAWで修正するなら、肌が綺麗になるデータとして撮っておくこと」
ポートレイトを撮る人でRAWデータから仕上げをする人も多いと思います。
RAWデータであればホワイトバランスもフィルムモードも変更できます。というよりも、露出やコントラスト、トーンカーブ、シャープネスなどカメラで設定できるもと同等かそれ以上の調整が可能です。
このため、撮るときに細かな調整をしなくても後からRAWデータで調整すればいいや、と思っている人も多いと思います。
ところが、このあとから何でもできるというのが結構くせ者なのです。
露出やコントラスト、トーンカーブが自由に調整できるということは、被写体に当たる光を後から自由にコントロールできると思いがちです。
でも、ここが落とし穴なのです。
その落とし穴について説明していきましょう。
露出に関してはシャドー側なら2段(2EV)以上明るくしてもデータは残っています。ハイライト側の方が若干データの残りは少なくなりますが、それでも1.5段程度なら戻ってくるでしょう。
RAWはどちらかといえば、白く飛んだ部分を戻すよりは、暗い部分を明るくするほうがデータとしては残っていて復元しやいのが一般的です。
このため、白飛びさせるよりは、暗めに撮っておいて後からシャドー側を持ち上げたほうが白飛び、黒つぶれの少ないデータを作りやすいと考えられます。
ですので、ポートレイトでも撮るときに明るすぎるよりは暗めの方が、写真として救済できる可能性が高いと思って、どちらかといえば暗めに撮りがちな人が多いと聞きます。
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