隠れている本当のすき
着物のイメージって、結構煌びやかでお花が描かれていて、金とか銀とかの刺繍があって派手。
着物を着たのは成人式の時しか無かったので
まさに振袖の着物のイメージでした。
私が着物を本格的に学び始めた頃、大好きなお友達がいつも着物姿をアップしていて、その着姿を見て
え!こんなにカジュアルな着物があるの?
とか
こんな着方アリなの?😍
とか
イメージがどんどん変わっていきました。
なんというか、好きな色を好きな組み合わせで着ていて、そこには堅苦しい決まりやルールは全く感じず、ただただ楽しいエネルギーだけを感じたんです。
楽しそう〜!!
私は彼女の着姿を見るたびワクワクした気持ちになれました。
着物を普段着みたいに着たい!という気持ちも益々強くなりました。
着物を自分で着れる様になった今、
洋服だと、派手だなと感じて選ばない色や柄も、着物だと不思議と躊躇なく着ることができます。自分が本能的に好きだなって思う色や柄を身につけるって、それだけですごく幸せを感じます。
もちろん、普段から好きな色やファッションを楽しんでいる方は多くいらっしゃると思います。
私はいつの頃からか、親としての自分、妻としての自分、初めましての方に与える印象、過去の自分のイメージ、等から自分のファッションや在り方を作っていて、
自分の本当の好き、が分からなくなっていたのです。
何が好きか分からない。
昔は自分の着たいものがハッキリしていたのに、好きが分からない私は、これ似合うと思うよ!と勧められたものを、じゃあそれ着てみようかな、みたいな感じで買う事もとても多かったです。なので物欲もあまりなかったです。(今は物欲ありまくりです笑)
今、自分の中の本当の好き、が着物を通して見えてきています。
とても楽しいです^ ^
外側に向けて、無意識に作られた自分の好き。
その奥に、もしかすると隠された本当の好き、が眠っているかもしれません。