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ハナウタカジツ×シェフパティシエ学院

ハナウタカジツ × 学校法人常盤学園 シェフパティシエ学院

熊本唯一の調理師・パティシエ養成学校であるシェフパティシエ学院(学校法人常盤学園)では、調理師、パティシエを目指す若者たちが日々勉強をしています。「フルーツや農作物を作る生産者の想いを知ってほしい」という想いから、今回初めて生産者と学生たちのコラボが実現しました。当日の様子や完成したスイーツのことなど、パティシエコース教諭の柴山美香先生に聞きました。

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生産者の想いを知ってほしい 学院初のコラボが実現!
 美味しいスイーツや料理には、美味しい農産物は欠かせません。最近は、材料にこだわったお店も増え、生産者と調理師との距離も近くなってきています。しかし学生たちにとっては、なかなか生産者と繋がる機会がないというのも事実。熊本市南区にあるシェフパティシエ学院も例外ではなく、いつか生産者との繋がりが持てればと考えていたといいます。「料理を作るのであれば、生産者がどんな想いで農作物を作っているのか。その想いを知ることは、学生たちにとって役に立つはず」と話すのは同学院教諭の柴山美香先生。学生たちに生産者の想いを伝えたいと考えていたところ、ハナウタカジツとの出会いがあり、今回、念願の“学生×ハナウタカジツのコラボ”が実現しました。

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「キンカンを初めて食べた!」 学生の思わず反応にニヤリ
まずは、生産者がどのような想いで農作物を作っているのか、学生たちに知ってもらう授業を開講しました。「生産者と直接つながる機会なんて滅多にありません。実際に話を聞くと、私たちが使っている農産物のことをもっと知りたいという気持ちになるんじゃないかと思います」と柴山先生。学生たちにとっては、はじめて聞くことも多かったようで、ハナウタカジツの話に興味津々。今回、ハナウタカジツが授業で提供したのは「キンカン」と「横綱みかん」。キンカンの試食では「なにこれ!すごく甘い」「このままで十分美味しい」と感嘆の声が。キンカン自体を初めて食べたという学生も多く、その美味しさにみんなが驚いたそうです。

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ケーキ、シャーベット… 美味しいものをより美味しく
そして、いよいよ「キンカンスイーツ」を実際に作ってみます。3人1グループでアイデアを出し合いながら、オリジナルスイーツを考え、実際にカタチにしていきます。「素材そのものが美味しいので、それをどう生かすかというのは、とても難しかったのではないかと思います。そのまま食べたほうがいいんじゃない?と言っていた学生がいたほど(笑)。でもそれをさらに美味しくするのが私たちの役目なんですよね。学生たちはがんばったと思いますよ」。授業では、ケーキやシャーベット、ムースなど、個性溢れるスイーツが完成しました。完成したあとは、みんなで実食タイム。学生たちも満足の出来栄えだったそうです。

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未来のパティシエたちが作る、熊本の美味しいもの
生産者とのコラボという初の試みだった今回。柴山先生に感想を聞いてみると、「やってよかった。これからも続けていきたいですね」との答えが。学生たちにも刺激になったようで、今後はこのようなコラボを増やしていきたいと考えているそうです。卒業生のほとんどが製菓店、パン屋などに進むという同コース。これから働くお店でも、そして将来自分のお店をオープンするときにも、生産者と繋がったという経験がきっと役に立つはず。未来のパティシエたちが作りだす、熊本の美味しい農作物を使ったスイーツがどんどん誕生することを期待しています!(聞き手/ライター 中川みお)

今回、お話をうかがったのは
シェフパティシエ学院
パティシエコース教諭 柴山美香さん

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