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「くまもと城下町 古町 町案内人 古町小町」瑠璃さん

■ハナウタカジツってこんな人?
憧れの人

奥様の玲さんとの出会いは、所属している和の風情で城下町を華やかにすることを目的としたグループ「城華」での夏祭りでした。玲さんがお三味線をやってらしてそこで出会いました。当時は玲さんは夢子さんという名前でアクセサリー販売をしていて、販売ブースでよく話していました。和の文化に精通していて、大ファンなんです!

■ジンジャーボンバーは熊本で1番、県外の人へ送ってます!笑
瑠璃さんは立ち飲みもできる「徳永酒店」のスタッフを週に1~2回されています。そこでジンジャーボンバーを使ったノンアルコールカクテルをおすすめしていたら、大人気ドリンクになったそうです。毎日飲みに来る方がいるそうですよ!「ノンアルコールのジンジャーボンバーはとても香りが良いのでソーダやお湯で割ってもよし、焼酎やビールで割っても美味しくバリエーション豊かにお召し上がりいただけます。駅前という立地から県外のお客様も多いので、オール熊本の安心素材で作られているので、自信をもっておススメできます。」瑠璃さんはジンジャーボンバーが大好きすぎて、発売当初は買い占めるほど(笑)「本当に美味しくて、熊本県外の方にも知ってほしくて、個人的に20本以上送ったんですよ」

■違和感を大切にした
東京に住んでいたころ、瑠璃さんは2つ「違和感」があったそうです。1つ目は人間関係の距離の取り方への違和感です。「友達から『もう少し距離感もってほしいな』って言われたこともあるんですよ(笑)」瑠璃さんのお母様は熊本の出身だったため、人との距離は近く温かみがあるそう。2つ目の違和感は「地方の時代がくる!と思っていたんですよね。私とか東京に絶対いないと!って人ではないはずなのに、なぜ東京にいるんだろうって引っかかってました。」その違和感を捨てずにいたところ、色々なタイミングが重なり熊本遊びに行こうと決めた矢先、ちょうど1週間後3.11が起こり「熊本に行くのではなく、住もう」と決定したそうです。熊本へ来てからはピースがぴたりとはまる様に、ご縁をたくさん感じて、違和感がどんどん消えていったそうです。「自分の肌に合うなって実感しました。」と瑠璃さんは話してくださりました。

■私が熊本を守る!
3.11では「東京にいなくてもいい人間だからいなくなろう。」と思っていた瑠璃さん、熊本地震では「私が熊本を守ろう!」と強く思ったそう。古町案内人をされていた上村元三さんに習い、古町地域の人に、瑠璃さん自身を理解してもらえたころに起きた熊本地震。五福小学校へ避難し、炊き出しを元三さんの元で手伝っていたそうです。「台風みたいな私を受け入れてくれたから、一生かけて恩返ししていきたい。自分にできることはみんなで一緒にいること、寄り添うことかな。この街をどう生かしていくか考えないと。」2年経った現在、今後の目標を教えて頂きました。「下の世代を育てたい、繋いでいきたい。」瑠璃さん自身が動く立場で支えてきた古町ですが、これからは育てる立場でも活躍する瑠璃さんが楽しみですね。(聞き手/ライター 若林 ちさき)

今回、お話を伺ったのは
「くまもと城下町 古町 町案内人 古町小町」瑠璃さん
インスタグラム : https://www.instagram.com/lapis0822/

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