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愛だけがいい
シーライクスを休会したら、今度は退会したくなってきた。毎日退会したいなという気分でいる。でもやり残したことがあるような気がするし、シーライクスが嫌いなわけでもないし、むしろ好きだと思うし、けど戻ってももう何も使わないかもしれんと予感している自分もいるし、難しい。
3ヵ月休会できるんだからとりあえず3ヵ月休みなよって思うじゃん? 違うんだよ、違うんだ、シーライクスを退会するとするならば! 私はいま! この瞬間に! 退会したいんだ!
こういう、なんだろ、金原ひとみは「デクリネゾン」で「何かに衝突する」とそのとおり書いていたけれど、あ、私いまここ曲がるんだな、直進しないんだな、この道はもういらないんだな、と感じるこういうときって、人生に往々にしてある。あるんだけど、それでも私は直進するし、やめたり捨てたりっていうのが苦手だ。むしろ嫌いかもしれない。思い出も好意も縁も執着もなにもかも、煮込んで煮詰めてぐじゅぐじゅにして、だめになったスライムみたいに手からこぼれ落ちるまで、持っていたいのだ。
これだけは本当に無理だと思ってやめたことなんて、大学4年生の就活とメニエール病になってまともに仕事できなくなったときくらいだと思う。3年間仲間に無視され続けても陸上部はやめなかったし、あまりに向いていなさすぎて初っ端怒られ倒したアルバイトも結局6年間やめなかったし、書いていてつらすぎていつもみんなに泣き言しか言わなかった小説も何回も何回も書き直して、5年、いやもっとだったかな、くらいかけて完結させて同人誌にした。よく言えば辛抱強く諦めが悪いのだろうけど、たぶん、そういうのじゃないんだ。そういうのじゃない。そういうのじゃないんだって、私は知ってる。
有料部分は実績の薄いフリーランスがすぐサロン運営を始めることについての失望についてだらだら書いた文章です。読まなきゃよかったと思ってもお金は返ってきませんのでよく考えて買ってください。
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