駆け込んでいく春
ということで、駆け込み3月のまとめを書く。
書くけど、日々がずっと慌ただしく14日あたりはまだ6日だと思っていて、少し余裕が生まれたのが最後の週で、殆ど記憶がないので、記憶がない月でしたとしか言えない。ちなみに2月もない。2月はあまりの忙しさに体調を崩して早退したくらい。毎日3行日記を書いたほうがいいのかも。
3月のハイライトは、人生で初めて正社員になったこと。とはいえそれまでも、どこの会社でもずっと同一労働だったから、やっと同一賃金・同一待遇になることができたという、本来であれば当然そうであるべきことに辿り着けたのだ、という、それは嬉しさよりも、怒りの気持ちのほうがやはり強かった。11月の更新面談の段階で「仕事ぶりには何にも不満はないんだ!すごくいいよ!でもごめん正社員にはできないからそのまま頑張って!」と言われたことを私は忘れていなかったし、本当に会社の方針が変わったことでぬるっと正社員になったので、何だそれは、ふざけんな、と思う気持ちは捨てられなかった。私はこれからも、これまでの自分が蒙ってきた理不尽を忘れないし、そのぶんこの国に呪詛を吐いていくし、私以外の、全国のあちらこちらで他にも踏み躙られている多くの人が報われるまで、怒り続けていくと思う。例えその姿を揶揄されるときがあっても。それが私の経験であり、私がそうするべきだと考える正しさであるから。
結局、最後は運なのだ、と思った。ここまでの私の努力を否定するわけではない。私は学びを止めぬまま、賢くサバイブしてきたほうだと思う。だけれど、たまたま、病気退職をして不安定に生きていても死ぬことのない家庭環境を持っていたことは決して否定できないし、たまたまちょっと頭がよく労働の適性が高く殆どどこの職場でも上手く立ち回れただけだとも思うし、媚びるのは苦手だがずるさを許容している性格であったことも影響しただろうし、そんなものは全部運だ。偶然に生まれ持っただけ。いまの会社に就職できたのも、会社が正社員転換を迎えたのも、マジでただの運でしかない。考えれば考えるほどバカみたいだと思う。欲を掻いているのではなくただ安心して毎日を生きたいだけなのに、この国はあまりにも運が勝ちすぎている。
いつかの私が忘れないように書いておく。私よ、怒りを忘れるな。怒りと愛を持って生きていけ。
去年の7月から延々と続いていたイベントラッシュが終わり仕事も一段落ついたので、来週末は舞浜と美術館とヨルシカ。旅行前に色々片づいて本当によかった、旅行中にチャットが飛んできまくるなんて嫌すぎる。でも、水星逆行にまんまとハマってコンタクトレンズは在庫を切らすしヨルシカのグッズが届かないんだけれど、まあなんとかなるだろ。ヨルシカ行くみんな、ともに楽しもうね。